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内容説明
●日本経済は2度よみがえる
現在の日本経済は超長期の景気循環と長期循環が同時に上昇するブロンズ・サイクルにある。このブロンズ・サイクルこそが通常の景気循環局面を越えて、複数の好景気群を束ねる、短・中期の景気循環を超越した存在「超景気」と呼べるものだ。本書は、2011年を大底に第3の超景気が始まり、第1回の景気のピークが2017,18年に到来し、いったん21、22年には厳しい景気後退期に見舞われるが、24~25年には再び第2回の好景気がやってくると予測する待望の経済予測本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パラオ・スパニッシュフライ
7
経済の歴史をどんな感じで捉えているか知りたかったので購入。サイクルの違う4つの流れが絡み合う景気循環論という面白い考え方でした。内容は僕にとってはまだ難しかったけど、日本は大阪万博までの2025年まで好景気が続くと考えられています。目先の景気は暗雲立ち込めているけど、長い目で見てコツコツ活動していきたいと思います。もっと賢くなったら読み返してみたい。2019/05/01
templecity
7
東京オリンピック、大阪万博と続き、数々の再開発プロジェクトも目白押しで当面日本の好景気は続くということを景気の波の理論を説きながら主張している。 2019/02/01
ケニオミ
7
日経夕刊の書評で最高点をマークしていたので手にしました。2025年までに、短期、中期、長期サイクルの波が重なって(?)第3の超景気が訪れるとのことです。(途中東京オリンピック後の不況もあるとのことです。)まあ、著者の論文ですね。学者じゃないので、データはほぼすっ飛ばして、内容だけ把握することに徹しました。それでいいと思います。2018/07/21
Koki Miyachi
7
短期、中期、長期の景気サイクルの重なりの履歴から将来の景気の大局的なサイクルを予測するという内容なのだが。ここまで実体経済から離れてチャートだけで景気の予測をするというスタンスに驚いた。残念ながらなぜそうなのかという根本的な原理はよく分からないまま。それにしても目先の経済の動きでなく、こういう視点で投資する人っているんだろうか。2018/06/11
book_stock
6
景気循環説に基づく景気予測本。4つの波である、 キッチンサイクル(在庫投資):約5年/ /ジュグラーサイクル(設備投資):約10年/ /クズネッツサイクル(建設投資):約26年/ /コンドラチェフサイクル(インフラ投資):約56年 /これらについて書かれています。 今は好景気なので日本の未来は明るいです。 景気循環説を学びたい方にはオススメです。2018/08/21