小学館新書<br> やってはいけない老後対策(小学館新書)

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小学館新書
やってはいけない老後対策(小学館新書)

  • 著者名:大村大次郎【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 小学館(2018/04発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784098253197

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内容説明

老後破綻しないための裏技を大公開。

 老後破綻という言葉を聞いて久しい。現在、生活保護受給者の半数以上が65歳以上の高齢者で、しかも年々増え続けているのが現実だ。元々、平均的なサラリーマンが一人でもらえる厚生年金は、税金や社会保険料を差し引かれると生活保護レベルと変わらないほど安い。
 税金や医療費が無料になる生活保護の方がいいかもしれないくらいなのだ。そして夫婦二人世帯でなんとかギリギリやっていけるのだが、離別や死別で一人になった途端、たちまち困窮してしまう。事実、高齢者の生活保護受給世帯の9割が単身者なのだ。
 さらに公的年金だけでは生活はギリギリにもかかわらず、今後は減らされる一方になることがすでに決まっている。「定年時に3000万円の貯蓄が必要」などともいわれるが、用意できる人などごく一部だけだ。定年時に住宅ローンが残っていたり、子どもの教育費がかかるような人は老後のための貯蓄などできるわけもない。それでは、いったいどうすればいいのか。生活をダウンサイジングさせておくことに加えて、ありとあらゆる手段を使って、節税した上で「自分年金」を増やしていくしかない。元国税調査官が、法律スレスレのテクニックを伝授する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Twakiz

29
定年退職後のおもに経済的なことについて制度や数値を詳細に解説してくださっている.健康保険や税金や年金やあれやこれや.自分はもう少し先・・のつもりがすぐ人生の黄昏にたどり着いてしまうのだろうなぁ.数字に弱いのでなかなか理解し切れなかったが,現役世代のうちに年金についても考えておくこと,は大事.でも年金制度はいつまで延命できるのか?物価の安い東南アジアへ移住,などという思い切った手段も記載されているが,やっぱり(ダメなとこたくさんあっても)日本がいい.2018/10/13

舟江

23
海外に移住するとリッチな暮らしができるなどと書かれていたが、医療費や終末時のことが書かれておらず、落とし穴のありそうな本だと思った。2020/11/03

ごへいもち

23
本当かなぁ。老後の田舎の生活、そば屋開業の成功例、そういう人もいるだろうけど2019/10/10

華形 満

15
さほど遠くない将来、我が身にも現実的となる老後の経済学。ただ、日本という、老人から金と票を搾取するのに実に巧妙な仕組みを仕掛ける(昨今一連の報道を意味するまでもなく、東大卒エリートさん達に牛耳られた)システム上で生きていくしかない庶民は、せめて少しでも搾取されない自己防衛が必要と説いた参考書。お金の問題だけは、年を重ねる毎に頭をシャープに保つ事が肝心。僅かな利息を得る術を必至に学習するより、僅かでも「無駄に搾取されない」方法の習得こそが現代の財テク術と覚えたり。2018/05/12

時次郎

14
前半部分の資産運用に関する部分は、参考にならない。なぜなら少しネット等で調べればわかる程度のものだから。 しかしながら著者の専門分野である、後半の税金、年金に関する部分は参考になった。特に持ち家と賃貸のメリット・デメリットに関しては、目から鱗、自分の中で結論を出すことができた。2018/06/20

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