内容説明
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世界中のバーテンダーから尊敬される著者のバイブルが待望の新装復刊。2018年春に日本公開のドキュメンタリー映画(世界の有名バーを著者が訪ね歩く)にも登場する伝説の書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読書ニスタ
23
島地勝彦氏の信者としては、見過ごせない一冊。飲めない口で、カクテルを語るには、足元がおぼつかない。 本書の半分は数百に及ぶカクテルの紹介で、酒の成り立ちや、バーテンダーの心得が書かれている。 ドイツ人の実直なバーへの愛情に当てられ、涙の溢れる想いがした。 島地氏にも会いに行かない、ナンパもしない、酒も飲まないヤツの感想など、まあ、それはミステリーを読んで人を殺さないのと同じことだが、その美しい装丁に、頬ずりもしたくなる。バーカウンターは、人生の勉強机である、とは島地氏の言葉。2019/02/03
古本虫がさまよう
1
カクテルのレシピが多々紹介されている。あいにく、カクテルの類はあまり飲んだことがない。このバーテンダーを追ったノンフィクションドキュメント映画(『シューマンズバーブック』)も4・21から上映中。その映画の予告編をパソコンで見ていたら、日本を代表するバーテンダー、バーマンの岸久さんがチラリと出ているのが目に止まった。この人の『スタア・バーのカクテルブック』は読んだことがある。銀座の地下一階にある店にも何度か寄ったことがある(が、全面喫煙可能店なので、近年は足を運ばなくなった)。2018/04/22