- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
構想10年! 天皇陛下の譲位を前に書き上げた渾身の作。 ●帝国憲法下で天皇は「万能の主権者」だったのか? ●戦前に民主主義はなかったのか? ●GHQは日本の政治体制をどう見ていたのか? ●戦後、天皇の役割と日本の国のあり方は大きく変わったのか? ●日本国憲法は帝国憲法と根本的に異なるのか? 本書では、帝国憲法を丹念に読み解き、日本国憲法との比較を行いながら、タブー視された「事実」を発掘し、定説を根本から覆そうと試みる。近代国家の成立以降の150年。明治、大正、昭和、平成にわたり連綿と続く「この国のかたち」を明示する書。憲法学者、小林節・慶應義塾大学名誉教授との「白熱対談」収録。シリーズ累計100万部突破の記念作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
南北
43
帝国憲法では「天皇主権」だったが、日本国憲法では「国民主権」に変わったとするのが宮沢俊義の「八月革命説」だが、著者は戦前の憲法学者である、美濃部達吉、佐々木惣一、清水澄、上杉慎吉などの学説をを引用することで、これを完全に論破したと言えるだろう。本書は博士論文となる予定のものから一部を抜粋して書かれたものなので、いずれ博士論文として提出され、「完全版」として出版されることになるだろうが、そちらも出版されたら読んでみたい。本書での批判は憲法学の根底を揺るがすものだと思うが、憲法学者たちの考えを聞いてみたい。2024/02/02
佐治駿河
42
竹田先生がこれまでに研究された事がまとめられた書籍ですね。非常に興味深い内容であるが私は理解しきれていない。八月革命説の検証や国体、主権などについて、私に理解出来る部分は大いに納得する事が多かったです。端的に私ごときがまとめる事は烏滸がましいですが、日本の歴史において時の権力者が変わっても権威者(天皇)はそのまま権威を保つ構造は、大戦後も同様であり権力者が変わっただけで権威は変わっていないってことですかね?2026/08/10
Kentaro
32
八月革命説の立場によると、帝国憲法から日本国憲法への変更は、神権主義から国民主権主義への変更があったとするが、ポツダム宣言自体にそのような要求は含まれていない。大日本帝国憲法が日本国憲法に移行した直接の原因は「ポツダム宣言の受諾」であり、GHQから日本政府へ発せられた数々の指令の法的根拠も、全てポツダム宣言に基づいている。よって八月革命により、主権が天皇から国民に移ったというのは誤りである。 欧州では歴史的に、君と民は対立関係であることが前提であったが、我が国では天皇と国民が対立関係になったことは無い。2020/03/25
ちさと
27
社会的常識として教科書にも記述のある「象徴天皇の地位は戦後新設された」とする宮沢教授の法理(8月革命)を論破することで、日本国憲法の正統性の根拠を明らかにし、明治憲法と日本国憲法の連続性を証明することを命題としています。条文を細かく読み当時の運用を知れば、旧新憲法間で天皇の法的機能にさほど大きな差はなく、法学的意味における革命が起きたとは言えないと言う結論までの、著者の丹念な作業は評価に値する。博士論文を基にした本書は公式解説書の解読など難解な部分もありますが、一読の価値ありです。2018/10/20
ゆきこ
17
憲法学界で通説となっている「8月革命説」に対して、詳細な反論を試みている一冊です。竹田先生の博士論文からの抜粋ということで、とても丁寧な考察がなされており、読み応えがありました。一般的に考えて、『今上陛下は「2代目」の天皇である』と思っている国民はかなり少数派ではないでしょうか。憲法学界がいかに浮世離れしているのかがよくわかります。私は竹田先生の見解に概ね賛成です。2018/01/25
-
- 電子書籍
- 暁花薬殿物語 五 BRIDGE COM…
-
- 電子書籍
- 過剰な二人 講談社文庫
-
- 電子書籍
- 魔界都市ハンター(9) 週刊少年チャン…
-
- 電子書籍
- なぜかうまくいっている女の心のもち方
-
- 電子書籍
- 三億円事件奇譚 モンタージュ(4)




