心を動かす音の心理学~行動を支配する音楽の力~

個数:1
紙書籍版価格
¥1,650
  • 電子書籍
  • ポイントキャンペーン

心を動かす音の心理学~行動を支配する音楽の力~

  • 著者名:齋藤寛
  • 価格 ¥1,402(本体¥1,275)
  • ヤマハミュージックメディア(2017/03発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784636855784

ファイル: /

内容説明

池谷裕二氏推薦!
「ヒトは音楽とどう付き合うべきなのか。ユニークな指南書がここにある」

「なぜ人間は音楽を必要としたのか?」「悲しい気分のときに悲しい音楽が好まれる理由は?」「お店の売上が伸びるBGMとは?」「クラシックが飽きられない理由は?」「頭が良くなる音楽とは?」 ――音楽は人に感動を与える以外にも驚くべき力を持っています。本書では、そんな「音」と人間の意外な関係を、「音」をビジネスの視点からプロデュースしてきた音環境コンサルタントがやさしく読み解きます。心理学の視点から考える、「音」との新しい付き合い方とは?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

anco

13
行動に影響を及ぼす感情、その感情を司る脳に刺激を与える音楽について。大脳辺縁系で感情が生まれる。音楽を聴いて気持ちよくなるのは、側坐核の活動が高まり、ドーパミンの分泌量が増えるため。性行為や食事と同じ。感情が動くスピードが速いのは、視覚からよりも聴覚からの情報による。BGMの目的、マスキング効果、イメージ誘導効果、感情誘導効果、行動誘導効果。人の声は男性110~115Hz、女性220~270Hz。周波数が近いピアノの音で打ち消し合える。テンポの速い曲は実際よりもたくさんの時間を過ごしたと認識させる。2015/12/29

Rie

10
音楽が人の感情、行動とどう関わっているのか説明した本。著者も言う通り、多少根拠が乏しいが、音楽と人との結びつきについて分かりやすく書かれていて面白い。クラシック好きの人はああ!と納得する話もあるのではないだろうか。BGMとして音楽を現場にどう活用するかというところまで話が及んでいる。個人的には聴覚感性の箇所が興味深かった。音に溢れた現代、耳を澄ます場面も減ったが、意識して好きな音を感じるよう心がけたい。2015/04/04

Sachi

9
BGMってすごく大事だと思いつつも自分の選曲がはたして店にあっているのかどうか・・・気になって読んでみました。聴覚って原始的な脳の部分にかかわっているんだなぁなんて思うとなんだか音楽ってやっぱり人類にとって必要なんだって思えたりしました。面白かったです。音楽によって人間の行動まで変わってしまうんだから、侮れません。音楽はなくても生きていけるのものなのかもしれませんが、何百年も受け継がれてきた音楽には人を魅了し続ける理由があるのだろうと思います。同じ曲でも何度でも感動できてしまう話とか面白いなと思いました。2016/08/18

速読おやじ

7
音楽は言語に付随的な副産物に過ぎないというピンカーの主張には賛同しないという著者。▼音楽の存在価値は社会的結束力の強化という可能性▼感情が動くスピードが速いのは視覚よりも聴覚からの情報ー大脳辺縁系に直結▼クラシック音楽の最大の特徴は構造的であるこもーソナタ形式(提示部ー展開部ー再現部)など▼BGMの目的はマスキング、イメージ誘導、感情誘導、行動誘導▼無難なのは調性が曖昧、音量変化が少ない、声のメッセージ性が強くないボサノヴァやジャズ 音楽で気分を変えたり、癒されたり、人は音楽なしでは生きてゆけぬのだ^_^2020/05/23

gumi*

6
音楽の快感は何度でも味わえるとか、BGMで私たちの行動に変化を及ぼすというような話しは凄く興味深かった。ただ、ちょっと根拠が薄いかな?っていう部分や著者な経験的な部分が多いように感じた。あと誤字脱字(?)なのかなって思うところがあったのが気になったかな。2017/02/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3165693
  • ご注意事項