メディアワークス文庫<br> かなえの八幡さま

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メディアワークス文庫
かなえの八幡さま

  • 著者名:瀬田ユキノ【著者】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • KADOKAWA(2017/02発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784048668125

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内容説明

父親の再婚話が原因で家を飛び出した少女・百合は道すがら、亡き母から貰って身につけていたお守りを壊してしまった。その途端、彼女は謎の「怪異」的現象に襲われ始める。そんな彼女を救ったのは黒い羽織を着た『烏』のような姿の青年・弥次郎。彼は百合に近づく怪異を不思議な筆で祓った。「行くあてがないなら、ここに居ればいい」弥次郎の居候先で、百合の叔父が神主を務める神社・清澄八幡に転がり込んだ彼女は、巫女として神社周辺に暮らす人々の事情に関わっていく。百合のいつもと少し違う夏休みが始まる……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はつばあば

44
若い娘にとって父親の再婚なんて・・イヤなもんなんでしょうね。母を忘れたのか!と嘆き悲しむのはわからんでもないが、恋を知った時はどんな反応を示すのだろう。それにしてもこの弥次さんて何もの?。烏の妖?それともお内裏様?続きがないのが父親の再婚問題より問題だ!(#^^#)。妖が登場して若い子の恋と大人の恋。読み応えありましたよ(^^;。弥次さんの素性さえわかればもっとお勧めするのですが( ;∀;)。2020/04/19

ううち

15
表紙からして若い子向けなのは分かっていたけれど、ファンタジーに挟み込まれる恋愛要素が可愛らしかったです。墨の匂いは私もキュンときます。弥次さんの必殺技?がかっこよかった。弥次さんの謎を残したラストだったので続きが気になります。2015/06/15

よっしー

13
タイトルと表紙絵から神社が舞台のお話だろうな~との事で読みました‼ お話の一つ一つが心暖まる内容だったのですが、最後まで弥次の正体が明らかにされなかったので…そこが消化不良な所です。百合の父親の件も具体的な先がわからないままでしたし…。それを除くと、良いお話でした‼2015/09/25

U

11
弥次さんの世間知らずっぷりとおじさんのやんちゃっぷりが可愛い(笑)。でも結局弥次さんの正体が明らかになっていないので(うっすら予想しつつ)続編欲しいです。再婚に対してこれほど拒否反応を示すのは最近のお話では意外と珍しい気がする。恋って汚い、って言うシーンが印象的。2015/12/27

ギンレイ

11
【願いが叶う神社】 女性視点の和風ファンタジー。 普通かな。 地文にセリフを圧縮していることが多い特徴的な文章。 物の怪もありつつ少女の恋を描いている感じですね。 生活感もかなり多めに描写しているのでゆったりした読み心地が味わえるのでは    評価は ★★★★★★★☆☆☆ 7個星です!!2014/10/15

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