内容説明
遥か宇宙から、人類救済の策を練る、十四歳の英雄・空々空と九人の仲間たち。人工衛星《悲衛》で科学と魔法の融合実験を繰り返すある日、少年の部屋に、自らを「月」だと名乗る女性が現れた。彼女は、地球対人類の戦争を停戦に持ち込むために惑星と人類との仲立ちを提案する。次なる『大いなる悲鳴』が予告されている今、少年は、武器も策も持たずに、戦うのではなく殺し合うのでもない、過酷極まる壮絶な話し合いに挑む。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
147
西尾維新は、新作中心に読んでいる作家です。伝説シリーズを本巻まで(全8巻)読み続けています。舞台を宇宙、スペースワイドに移してもウダウダ感は相変わらずでした。本巻では、主要登場人物よりもバニーガールが目立ってたぴょん/ ( ÒㅅÓ)\著者は真面目に人類病原菌説(私の考えに近い)を唱えているのでしょうか?だからこそ何十億人殺戮しても平気なのかも知れません。今年もしくは来年、予定どおり後2巻で本シリーズが完結しそうなので、ほっとしています(笑)2017/02/04
さばかん
50
一冊丸々交渉提案アンド説得。ひたすら話し合い。 今回は情報量がとてつもなく多い。圧倒的情報量。頭がパンクしそう。結構重要なことがさらっとあれよと出てきたような気がする。 物語は核心へ。戦争は佳境へ。 いやもう全く面白いのなんのって。 こんな分厚いノベルスを、へーこらひーこら必死こいて読んできたけど、それももう残るところあと2冊。 結末が楽しみで仕方がない。2018/06/02
すがやん
30
物語のスケールがもっとでかくなって、今度は宇宙で惑星会談。天体擬人化でキャラがたくさん出てくるのは面白いが、一冊ずっと話し合いだと途中でちょっと疲れてくる。空々君も途中から居るだけ状態だったし。次の巻は大きく動くのか。次回に期待。2017/02/22
ランタン
25
いや面白かったよ。けどさぁ読み終わると500ページ読ませてこれか?と思っちゃうの。2017/06/05
の〜けん
24
ぶっ飛んでるわぁ。惑星を擬人化してディベート。ラストもこんな展開にして次はどうすんだろ?気になるわぁ。2017/04/06