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内容説明
金や物に屈従しない「人間尊重」の生き方を生涯貫いた出光興産の創業者、出光佐三。
「敗戦によって腰抜けにならなかった人」と渡部昇一氏も絶賛する真の日本人の「名語録」。
「愚痴をやめよ。今から建設にかかれ」
「出光商会の主義の第一は人間尊重であり、第二も人、第三も人である」
「このばかが! 国民が災難で苦しんでおる時に金儲けを考えるとはなにごとか」
日本が戦争の痛手から立ち直れないでいた昭和28年、国際石油メジャーと大英帝国を敵に回して、
たった一隻のタンカー「日章丸」で世界を驚かせた男の金言がここに!
【著者紹介】
出光佐三 (いでみつ・さぞう)
明治18(1885)年、福岡県宗像郡赤間村に生まれる。
明治38(1905)年、神戸高等商業学校(現、神戸大学)に入学。
明治42(1909)年、同校卒業、酒井商会に入店。
明治44(1911)年、独立後、門司市に出光商会を創業。
昭和28(1953)年、日章丸二世のイラン回航を決断し、石油を輸入。
アングロ・イラニアン会社が提訴したが出光興産側の勝訴が決定する(日章丸事件)。
昭和47(1972)年、出光興産の会長を退き、店主専任に。
昭和56(1981)年逝去、享年97歳。
【目次より】
◆第1章 気概
◆第2章 人間尊重
◆第3章 反骨精神
◆第4章 志
◆第5章 正義
◆第6章 無我
◆第7章 決断
◆第8章 自由
◆第9章 曙光
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雨巫女。
7
《私-図書館》海賊と呼ばれた男は、男気のある従業員を愛す人でした。2017/05/08
hiyu
4
表表紙にすでにグッとひきつけられている。あの映画と前後して読み進めると甘越波なしの自分の背中や尻を叩かれているようで、ビシッと引き締められる。2022/07/17
Humbaba
2
例え自分が損をするとしても、本当にやるべきことが何であるかを検討して行動する。自分の中の大切な物が明確に決まっているからこそ他の人から奇異の目で見られても気にせず進むべき道を貫く。簡単にできることではないが、ゴールと理由が明確であるからこそすごい力が発揮される。2017/02/11
Ukyoaki
1
今の時代、このような豪快な人物は中々現れないのだろう。「海賊と呼ばれた男」は天国で、外資系企業との統合をどう思っているのだろうか・・・最近、色々と想像してしまった。2018/07/30
はまちゃん
0
正論を述べそれを通すとこは難しいと感じていたが、その志と信念を貫くこと、行動力。自分にとって、自己肯定感を高めてくれる言葉が数多く書かれているように感じた。2017/08/27