昭和のあの頃ぼくたちは小学生だった

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昭和のあの頃ぼくたちは小学生だった

  • ISBN:9784799319673

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内容説明

ぼくたちは、昔はみんな子どもだった。子ども時代は楽しかった。あの場面、この場面。『郷愁の宝箱』には、過ぎし日の幾多の感動が詰まっている。ところが、残念ながら感動の中身を忘れてしまい、『宝箱』を開けずにいるお年寄りが多い。
ぼくは、宝箱の中身を連想によって引き出すことを考えた。それがこの本。

『郷愁の宝箱』を開けていただけただろうか? あなたの少年少女期が、じんわりと、しみじみと、うふふふ……と、芋づるのように出て来ただろうか?
宝箱の感動が少しでも取り出せたなら、本書の狙いはそこにあり、ぼくの願いも成就となる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よこたん

31
“あの頃、ラジオはみんなで聴くものだった。テレビはみんなで見るものだった。~食事とは、一家が揃うものだった。” 実家でこの本を広げていたら、親が、懐かしい!なつかしい♪を連発。丁度親世代に重なる内容で、散々聞かされていて今一つ分からなかった「自転車の三角乗り」が載っていてスッキリ。ねんねこ半纏、配置薬、徳用マッチ、赤チン、買い物かご、赤電話が懐かしい。魚屋さんの天井からぶら下がっていた蠅捕りリボン、最近売っているのを見つけて、うちの台所で活躍中。現在最新の物も、いつか懐かしいという時が来るのだろうか。2017/04/09

バニラ風味

27
昭和。子どもの頃は、その昭和の生活が、ずっと変わらず続くのだと思っていました。いろいろなものがなくなり、新しものがどんどん増えていくとは、あまり考えていませんでした。ご用聞き、赤チン、蠅取りリボン、オブラート…あった、あった!レトロな絵が、また、懐かしいです。昭和にタイムトラベルする「時穴みみか」を読んだ後だったので、この本、ちょっとリンクしました。2017/01/03

Mik.Vicky

6
ちょうど私の親世代の話という感じだったが、蚊帳・行水・焚き火等、私世代まで残っているものの結構会った。最近、昭和は良かったと頻繁に感じるようになった。それだけ歳を取ってきたと言うことだろう。2018/04/15

よっし~

4
さすがに生まれはここまで昔ではないけど、昭和のノスタルジックは十分感じることが出来た。古き良きとは言わないが、不便でことが風情があり、またおおらかさもいい時代だったなと思う。2022/03/24

zikisuzuki

3
明治の次は昭和という事でこの本を手にした。著者は私よりも十五歳位年上なのだが、映画や街頭テレビ以外は記憶にあるものばかりで懐かしく読めたので、前書きにあるように回想法による認知症の予防になったかもしれない、まだ五十代だけど(笑)そう言えば昭和四十年頃でも東京の下町ではまだ行水する人もけっこういたのだ。しかし、著者のように昭和のあの頃が今より良かったとは思えない。昭和は乱雑で大人が威張っている世界だったと思う。2016/10/16

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