都市と地方をかきまぜる~「食べる通信」の奇跡~

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都市と地方をかきまぜる~「食べる通信」の奇跡~

  • 著者名:高橋博之
  • 価格 ¥726(本体¥660)
  • 光文社(2016/09発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334039363

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内容説明

「地方創生」の問題点は、人口減少、高齢化、消滅の危機に瀕する地方をどうするかがテーマだった。けれど一見きらびやかな都会も、生きづらさは増し、生きる力は減退、限界都市とでも言えるような惨状が表出している。東北の農業や漁業を取材したタブロイド紙と、野菜や魚などをセットで届けるメディア「東北食べる通信」。その編集長が「都市」と「地方」を切り口に、これからの農業・漁業、地域経済までを語る!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゅわっち

19
素晴らしい本だった。人間が生きているのに満足している人は少ないように思う。お金中心主義の世界が、喜びを生み出していない現実を変える手掛かりに感じた。大金持ちも結局は、一瞬の喜びで紛らわし、満足してないのではないかと考えさせられる本だった。それを解決する方法を提案してると思った。もっと日本人同士を大切に、日本の食材を大切にしたいと感じた。私も食べる通信を取りたいと思った。生きるのに疲れている人には読むべき本に感じました。2022/12/01

Daisuke Oyamada

17
都会は強くて田舎は弱いのか? 著者をテレビで紹介していたのを見たことがある。 「食べる通信」という一次産業の生産者を取材し、こだわりや背景を紹介し雑誌にする。 作り手の物語を知れば、その人が作ったものを食べたくなる。著者が作ったのは、 「食べ物付きマガジン」 一見シンプルですが、誰も気づいていなかった、アイデアです。 テレビでその内容を見たときに、すごく共感したのを覚えて・・・ https://190dai.com/2023/07/13/都市と地方をかきまぜる-「食べる通信」の奇跡/2023/07/13

Luna

13
発想がすごい✨2018/02/24

よしよしニャンコ

12
なるほど、都市と地方の関係人口や交流人口を増やすこと、食における生産者と消費者を互いの顔が見える形で繋ぐことが重要なのだ。キーワードは「農」。全国的に人口減少が起こる中で、地方への移住促進だとか「ふるさと納税」といった、単なる人口や財源の取合いをするような施策では対応しきれなくなっていくしね。/「里山資本主義」や「里海資本論」や養老孟司氏の「壁」シリーズと重なる部分がたくさんあり。2017/02/19

おせきはん

10
農水産物を生産者の思いと一緒に消費者に届ける「東北食べる通信」の編集長が、自らの取り組みについて語っています。顔の見える関係が生産者と消費者の結びつきを強め、小菊南瓜の復活や都市住民による逆参勤交代などにつながっていくことで、地方創生だけでなく、都市住民の生きる力を取り戻すことにもなりそうですね。2017/02/21

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