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内容説明
本書は、「新しい付加価値を生む商品を開発する」「同業他社が考えつかない新規事業に打って出る」「部署間で利害が対立する問題に対して、みなが納得する答えを出す」など、私たちの目の前にそびえ立つ一筋縄ではいかない課題を解決するために役立ちます。
こうした課題の解決によく使われるのが、「フレームワーク」や「ネット検索」。ただし、前者は、フレームワークという「枠」に当てはめようとして思考が現実とかい離し、的外れな解決策しか出ないケースが多々あります。後者は手軽にできる反面、独自性のない金太郎飴のような結論になりがちです。
そこで本書では、アップルやグーグルなどのグローバル企業、孫正義、柳井正氏ら名経営者の事例を読み解きながら、自由自在に最適解をたぐり寄せる頭の使い方をお伝えします。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
5 よういち
92
思考の枠を超えて、斬新なアイデアを生むための思考法◆フレームワークは最短で問題を解決することができるが、唯一の「正解」を導くという構造的な限界がある。簡単に言うと、答えが1つではない問題には対処できないということ。情報革命によって、知識がなくても検索サイトで一発解決することも可能な時代に斬新なアイデアを出すためには、グーグルでも検索できない「超仮設」が必要になってきた。◆唯一の"正解"を疑う/切り口を変える/経験を重ねることで脳を刺激し記憶のタグを増やす/人の心の中に入り込む/人の喜怒哀楽を生むのは何か2020/04/20
チャー
10
様々なフレームワークに状況を当てはめ課題解決を図ろうとする手法は多くの種類が存在するがそれらは比較的解きやすい問題に限定されるという指摘はなるほどと思う。現実の問題は、実際に現場に足を運び見聞きして自身で仮説を立てることが必要。たとえ仮説が間違っていたとしても理由を考えるきっかけとなる。10個までのアイデアは誰でも思いつくが11個目がなかなか出ないという指摘は印象的。分析とともに自分が見えない世界を想像することが必要。話を聞きたい相手にはこちらから聞きたくなるような話題を提供するという手法は参考になる。2021/12/27
ジムトレーナーみゆき
6
自分の中で、「仮説思考」は持っていたつもりでしたが、「超」仮説思考は、全くの別物でした!トレーナーとしての幅がさらに広がりそうです♪2018/12/12
☆ツイテル☆
3
Kindle 通読 2021/12/31
hinotake0117
2
正解のない世の中、どういった思考が大事かを説く。 Googleで検索して出てくるアイデアは捨てる。 10個アイデアを出したら本当に使える思考は11個目から。 考え抜くことがやはり大事。反対に負けず、自分を離見の見で見つめ考えよう。2022/09/02