山と溪谷社<br> ときめく貝殻図鑑

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山と溪谷社
ときめく貝殻図鑑

  • 著者名:寺本沙也加/大作晃一
  • 価格 ¥1,408(本体¥1,280)
  • 山と溪谷社(2016/08発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784635202329

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内容説明

浜辺で貝殻を探すのが楽しくなる!気軽に貝の世界を知るならこの1冊!
貝の世界を知りたい人や美しい貝殻を眺めて楽しみたい人から浜辺を歩くのが好きな人など、貝に興味がある人、必見。

わずか数センチの殻に神秘的な色彩と造形を宿す貝に、私たち人類は古代から魅了され、貨幣や装飾品などさまざまな形で用いてきました。現在でも浜辺などで見つかる
美しい貝殻には誰もが心ときめくもの。
本書では数ある貝殻のうち、本当に美しい貝殻にしぼって、貝殻の世界を紹介した貝殻入門書です。
貝殻に詳しくないけれど、貝殻の世界を知りたい人、美しい貝殻を眺めて楽しみたい人におすすめの一冊です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

102
浜を歩いていると大きな貝、小さな貝そして目を凝らさないと見えない貝、いろいろな貝に出会う。小さな貝も数を集めて瓶に入れると洒落た小物にもなる。大きな貝はそのままおいて置くだけで見栄えがする。この本はそんな貝と日本では見つからないとても美しい貝や深海の貝がきれいな写真入りで紹介されている。博物館や水族館にショップで買うことも可能、しかしなんといっても自分で拾った貝は一番いい。たとえありふれた貝でも渚の音が思い起こされる。図書館本2022/05/08

mizuki

42
貝殻の種類の多さに驚き、どれも美しく、そして謎めいていて、うっとりしてしまいました♡ カラー写真で楽しめるこのシリーズは、本当に魅力的ですね(*´˘`*) この中でわたしが自分の手で触り、本物を見ることができるものは、とても限られているのだろうけれど。この写真を眺めながら想像しただけでワクワクしてしまいました♡ 以前読んだ「シェルコレクター」で、盲目の人が貝の特徴を触って感じている様子を思い出し、なんて素晴らしい世界なんだと、またうっとりしてしまいました♡2018/05/17

ネジ

41
★★★★☆ 日本貝類学会員である著者による美麗な貝殻を紹介した本。近場の海岸にはここまで綺麗な貝殻は落ちてなくて羨ましい気持ちになった。アクセサリーとしての貝殻に重きを置いている印象。 ①アッキガイ科は巻貝の形状で均等にトゲが出ており花の冠みたい ②リュウグウオキナエビスの貝殻は鳥羽水族館が360万円で購入した。 ③貝殻ショップでは海外の海で採れた珍しい貝殻が見れるかも。2024/01/28

shio

41
はー✨読み終わって思わずため息。とっても楽しめる本でした😆貝と人との関係は思ったより深い。美しさだけじゃなく、昆虫に次いで種類が多く、超深海や陸生まで幅広い生態、貝塚や貝合わせなどの歴史、見事な螺旋を作る神秘的な生態などなど、好奇心をくすぐられっぱなし✨タカラガイやイモガイなど見てても美しい貝殻ですが、和名の美しさも楽しめる!「天女之冠」「桃之花」「姫御前袖」「雪空時鳥」!黄色とピンクが可愛いウミウサギ科の王様「歯車毛彫」の学名には昭和天皇のお名前が。海洋生物の研究をされていたんですね。2022/10/24

ちはや@灯れ松明の火

29
巻貝の対数螺旋は時を刻みながらいのちを数えてきた。純白がまぶしい天女の冠、たおやかな姫御前の袖、緻密に築き上げられた螺旋階段の驚異、東西の学者が謳った感嘆をその名に宿して。いのちを包んできた二枚貝は手のひらをあわせた祈りのかたち。天使が残した一対の翼、雪空に見た淡い夢、表裏一体の太陽と月、遠いどこかを想い描いてきた。海に咲いた桜のひとひら、海流に乗って旅をする瑠璃、収集家を虜にしてきた宝物、いのちは朽ちても残る生の証。つめたい風が走る冬の浜辺を見渡して、星のかけらを探すように、心ときめかす貝殻を探そう。 2017/08/21

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