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内容説明
慣れ親しんだ決め方である多数決は欠陥だらけの方法だった。『多数決を疑う』の著者である坂井豊貴氏が、民主的な「みんなの意見のまとめ方」を経済学のツールを使って解説。「多数決」と「数の暴力」はどう違うのか? 曖昧でいい加減な「民意」「選挙」の議論を叩き切る! 選挙の前にぜひとも読みたい一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おさむ
41
目から鱗の良書でした。英国のEU離脱を決めた国民投票やトランプ新大統領を産んだ先の米大統領選、大阪都構想が否決された住民投票‥。最近は色々な現場で予想外の結論が出ています。「決め方」次第で歴史は変わる!多数決だからこそ、リンカーンは大統領になれたなど、トリビアデータも満載。多数決は正しいという誤解をとき、ボルダルールなどをうまく活用していくことがより良い民主主義につながるような気がします。2017/01/13
みねたか@
35
決め方により結果は異なる。改めて論理的に示されると、その結果の違いに慄然とする。決選投票方式、ボルダールール、マジョリティジャッジメント、総当たり方式、陪審定理など。誰もが納得する結果を得るという課題に応えるべく考案された様々な方法。世の中にはこれだけ知恵があり、情報化も進んでいるのに、旧態依然とした現在の選挙制度に愕然。著者も言うように、単純なイエス・ノーではない人々の細やかな意見を把握し共有する試みを、まずは世論調査から始めることはできないだろうか。2021/06/29
sayan
16
ロバート・ライシュの「資本主義の救済(2017)」では、経済に道徳も不道徳もなく、ルールを恣意的に運用し、例外的に作るならば不道徳に、ルールに則って皆が経済に乗っかることができるならば道徳的になる、という主張にキレがある。一方で、政策決定に至るプロセスを取り上げる。経済格差に直面するマジョリティの憤りに触れ「有権者は政策決定力をもつのか?」という問いをたて「0程度にしかない」と語る。本書で「広く支持されるが選ばれる」と「ブラダルール」に興味を持ったが結果どれだけ意味があるのか・・・と思わざるを得なかった。2017/02/28
yutaro sata
12
多数決っていうのは上手く人々の思いを掬い取っていないのではないかという疑問からこの本を手に取ってみました。ボルダルールなど様々な別の決め方の可能性が提示されていて面白いです。2022/05/07
りょう
10
特に考えもなく多数決でモノゴトを決めてきたけど、本書で言うように決め方が違えば結論も変わってくるというのは面白い。ボルタルールて社会の授業で習った気がするけど、ここまで深くやらなかったなぁ。決め方次第で結論もコントロールできるので、これからは決め方を決めることに敏感になれそう。オススメ本です。2018/02/16
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