ブルーバックス<br> 脳・心・人工知能 数理で脳を解き明かす

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ブルーバックス
脳・心・人工知能 数理で脳を解き明かす

  • 著者名:甘利俊一【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 講談社(2016/05発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062579681

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内容説明

数理で「脳」と「心」がここまでわかった!囲碁や将棋で、AIが人間に勝利を遂げた。2045年、人工知能が人間の能力を超える「シンギュラリティ」は、本当に訪れるのか?数学の理論で脳の仕組みを解き明かせれば、ロボットが心を持つことも可能になるのだろうか?AI研究の基礎となった「数理脳科学」の第一人者が語る、不思議で魅惑的な脳の世界。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こーた

180
いまは三度目の人工知能ブームなのだという。脳の仕組みを理解しようとしてはじまった研究は、進化の賜物である人間の脳の複雑さに根を上げ、別の道を模索しはじめる。論理と数学を携えて、脳に迫り、脳を超えようとする。考えるとは何か、「学習」とは何か、心は作れるのか。教師は信号を送り、層を増やしてトライ&エラーを繰り返し、成功の記憶を強化する。そうやって考える機械は、将棋や囲碁に打ち勝ち、自動車を運転するまでになった。さて次は?人工知能を学べば人間がみえてくる。こんどは人間が人工知能に学ぶ番だ。機械に学べ!2018/11/16

zirou1984

37
紹介される数々の数理科学・情報の理論が「それは私だ」「それも私だ」といった感じで次々と紹介されるのはちょっと笑う。数式部分に関しては斜め読みでほぼ理解していないが、それでも脳と数理の関係性やディープラーニングの構造についてはかなりわかりやすく紹介されており、自己組織化の理論が人工知能の分野において非常に重要な役割を果てしていることがよくわかる。著者が推測するAIの技術爆発は2045年、まだまだ先は長く、それだけ解明されてないことは多いのだろう。2016/09/01

kaizen@名古屋de朝活読書会

25
#説明歌 第三次ニューラルネット本物で人を突破す事例を出して #感想歌 人間の心理操作の情報戦誰が勝つかは金と考え2017/08/27

おりん

24
難しかった。数学が得意であれば理解できるかもしれないが難しい。一番知りたい深層学習のところが一番わかりにくい。再読する予定。巻末の心についての記述はそこまで断定できるの?というものが多くあまり参考にならないと感じた。著者の専門外なので仕方ないか。2018/12/22

masabi

20
脳の仕組みや人工知能の仕組みを数理を交えて説明するのが本書だ。最近の人工知能の発展には脳科学の知見が取り入れられているので一冊である程度知ることができるのはお得だ。ただ鍵となる深層学習自体はまだ数理による解明が済んでいないとのこと。帯の問いには機械が心を持つことはないという答えになる。コラム程度だが学術誌の査読や現在の研究環境についても苦言を呈している。2016/09/04

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