ブルーバックス<br> 細胞の中の分子生物学 最新・生命科学入門

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ブルーバックス
細胞の中の分子生物学 最新・生命科学入門

  • 著者名:森和俊【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 講談社(2016/05発売)
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  • ISBN:9784062579445

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内容説明

今やさまざまな生命現象が細胞・分子レベルで解明され、生命の本質への理解が格段に深まっています。生命活動の基本は、DNAの暗号を解読してタンパク質を正しく作りつづけること。これが私たちの体のすみずみの、細胞ひとつひとつで24時間休みなく行われることによって、生命が維持されているのです。その要となる仕組みを解明した日本を代表する世界的研究者が、細胞内で働く巧妙なメカニズムをやさしくひもときます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gonta19

92
2016/5/25 Amazonより届く。 2017/11/15〜11/22 小胞体ストレス応答の研究で著名な森和俊先生の京大での講義をまとめたもの。流石によく練られていて、面白く知識を得ることができた。自分もきちんと生物を勉強していないので、大変参考になった。やっぱり一度通史をやらないとダメだなぁ。2017/11/22

翔亀

44
【コロナ23】副題に「最新・生命科学入門」とあるが、その謳い文句に全く偽りはない。著者はノーベル賞に最も近いともいわれている最先端をいく研究者だ。その最先端の成果が初心者にも正確に伝わるよう書かれた入門書なのだ。まず前半部分はDNAやたんぱく質の生成のしくみなど分子生物学の基礎が丁寧に説明される。大学の教科書と違うのは、ノーベル賞を獲得した科学者たちの成果を織り込みながら、臨場感あふれる読み物となっている点だ。この分野がこんなに多くのノーベル賞研究者の成果の蓄積の上に発展してきたことにまず驚く。↓2020/06/21

テイネハイランド

19
図書館本。著者は、細胞内のタンパク質品質管理メカニズムである「小胞体ストレス応答研究」の第一人者。同じブルーバックスのバイオ系解説本(武村政春「たんぱく疾入門」)などと比べると、著者の説明の仕方が大変わかりづらく、少ないページに高度な内容を詰め込みすぎており入門書として読むには不向きだと感じた。また、参考文献リストも巻末に明示されていないのも気になる。ブルーバックスの本は編集部により本の内容がほとんど管理されてないので、いい本にあたるかどうかは宝くじみたいなところがあるのが面白い。2016/06/18

おの

16
年始一発目は積読本を。6章くらいから頭に入らなくなってきたので要再読。RNAを遺伝物質として使うと、脱アミノ化でCがUに変わっちゃった時に元々Uだったのか脱アミノ化で変わった元Cなのか分からないから、遺伝情報としては不安定という話が面白かった!あと具体的な実験手法や論文競争など載ってて面白い。2024/01/02

shinano

13
小胞体ストレス応答にぼくの興味ベクトルをロックした。この一冊は一年のうちに再読しておこうと思う。酵母の小胞体ストレス応答からヒト細胞の小胞体ストレス応答へ研究の拡大によりわかったこと、生命システムへの喝采。塩基配列、アミノ酸、タンパク質を勉強してからDNA・RNAを勉強したほうがいいのか、その逆から攻めたほうがいいのか。これまでの分子生物学書物から概観すると両方ありえるなあ。2020/03/24

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