創元こころ文庫<br> 摂食障害の不安に向き合う 対人関係療法によるアプローチ

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創元こころ文庫
摂食障害の不安に向き合う 対人関係療法によるアプローチ

  • 著者名:水島広子【著】
  • 価格 ¥1,045(本体¥950)
  • 創元社(2016/04発売)
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  • ISBN:9784422000572

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内容説明

拒食症をPTSDのような障害としてみる治療者は少ないが、著者の実感では、拒食症はPTSDとほぼ同様の発症プロセスをもち、強迫性障害やPTSDのように不安障害とみたほうが現実の治療に即しているという。「安心することによって摂食障害は治っていく」という強い信念のもと、治療者の仕事の目的は「安心の提供」であると位置づけて、本書では、患者のもつ「不安」に注目しつつ摂食障害の治療の実際を述べてゆく。患者に対する視線が限りなくやさしい本である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shizuca

6
気になったので読みました。食べられなくなるきっかけって本当にささいなことなんだな。そしてそれは個人的なものだからなかなか周囲はわからないし、わかったとしても理解できない。 理解できないものに寄り添うってどうすればいいのだろう。寄り添うことすら偽善じゃないのか、とまで思ってしまう。理解することと理解できている、は違うんだよな。2021/09/21

ベランダ

5
摂食障害を病気として見て、取り組んでいく。摂食障害に追い込まれやすい性格や言動パターンについては、共存していくしかないのかなと受け入れかけていたが、きちんと治る療法が書いてあり、治したいと心から思った。今までも治療は受けてきた。治療方針をきちんと理解しておらず、症状が減ればいいと思ってきたがそれでは不十分だと思った。盛り沢山な内容なので、端から端までは読み切れていない。必要なところを拾い読んでいる。「安心の提供」の徹底ぶりがすごい。対人関係療法についてざっと読んで、これは私に必要なことだと心から思う。2016/11/15

ジュリ

4
「自分もこうして欲しかった」、「こういうことあるよね」という部分があり、涙が出てきた。この本を読むだけでも、対人関係を少し改善していけそう。著者のように不安に寄り添ってくれる人が身近にいるといいな。2016/12/05

ジュリ

2
摂食障害を改善していくためには、安心できる環境を整えることが大切。そのために治療者と家族が協力したり、家族の支えが必要。2020/12/26

海星梨

2
あぁ、といろいろと納得する。2020/10/21

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