ハヤカワ文庫NV<br> レヴェナント 蘇えりし者

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ハヤカワ文庫NV
レヴェナント 蘇えりし者

  • 著者名:マイケルパンク【著】/漆原敦子【訳】
  • 価格 ¥902(本体¥820)
  • 早川書房(2016/03発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784150413774

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内容説明

【レオナルド・ディカプリオ主演/アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督 映画化作品2016年4月22日・日本公開予定】1820年代、アメリカ。瀕死の重傷を負ったまま荒野に置き去りにされた男は、奇跡的に生き延びて、怒りをみずからのエネルギーにし、彼を裏切った仲間への復讐を誓う。実話を基にした壮絶なドラマ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケンイチミズバ

38
瀕死の自分を見捨て逃げた二人への復讐心からとてつもない生命力で甦り、二人を地の果てまでも追いかけたグラス。しかし、一人はまだ少年。その彼を見つけ出し半殺しに。最後の一人とは荒野で対決かと思いきや法廷で?グラスさん、あんたを置き去りにした隊長の判断は正しかったと思うよ。毛皮の納期、迫る敵、迫る冬、他の隊員を危険にさらせない。小熊が見えたら母熊が近くにいる、熊に襲われたのは自分の不注意だよ。全てのことが納得のいくように運ぶとは限らない。ラストの教訓だけは心にしみたのではないかな。過酷なサバイバルに疲れました。2016/04/25

キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん

32
映画ではわからなかったいろいろな側面が明らかに。主人公のグラスの仕事だったビーバーの毛皮ラッシュ。柔らかいビーバーの毛皮で一攫千金を狙って未開の中西部に分け入る男たち。こんなに捕獲されてよくビーバーが全滅しなかったものだ。そして過去に一年間先住民族達と暮らしたグラスの賢さ。自分以外頼るものが無い大自然の中でどういう風に生き延びたか。登場人物達のその後も面白い。2020/02/22

活字スキー

24
小説を半分読み、映画を観てから残りを読了。映画は「復讐もの」としてレオ様の熱演は素晴らしかったものの、物語としてはつまらない切り貼り方をしたものだと思う。原作の方も、著者の物書きとしてのスキルは特に秀でたものとは思えず、キャラクターの配置も物語の起伏もなんだかダラダラした印象だが、入念な下調べに基づくドキュメンタリ風の筆致からは、建国以来の生々しいアメリカンスピリッツを感じた。2016/04/25

icchiy

19
レヴェナント、映画を先に観ました。ディカプリオさまがオスカーを受賞したやつです。そしてこの原作。かなり違ってます。映画の方が単純明快です。ただし本書も主人公グラスの壮絶なサバイバルロードムービー的復讐譚小説になっており、ページをめくる手が止まりません。しかし、ネイティブアメリカンのさまざまな部族の怖いこと、問答無用でトマホーク、槍、弾丸が飛んできます。一方で優しき部族もいます。ほぼ徒歩で何百マイルも突き進む過程の物語、これだけでも読む価値あり。2021/04/22

run

17
映画見てないけど、実話に基づいてるというのが気になり読んでみた。グロい描写を想像逞しくじっくり読んでたら、朝の電車内で貧血起こしそうになってしまった…。でもすごく面白かった。映画見に行けば良かった。2016/06/15

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