- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
「仕事の質は、スピードで決まる」
みなさんのまわりにいる「仕事ができる人」に、仕事が遅い人はいますか?
著者の佐藤オオキさんは、常に400以上ものプロジェクトを動かしつつ、新規の仕事もどんどん引き受けています。なぜ、それが可能なのか? その秘密は「スピードにある」と言います。「仕事の質は、スピードで決まる」をモットーにしている著者の仕事術は、すべての分野にフルに活かせます。
・「時間をかけるほどアイデアはよくなる」は間違い
・「とりあえず会って話を」は非効率
・ 大切なのは、選択肢の中から「2つに絞る力」
などの実践的な方法は、仕事のスピードと効率を格段に上げてくれること請け合いです!
◎「はじめに」より
実際にスピードを重視すると、不思議なほど仕事の質が高まります。しかも予定よりも早く仕事を仕上げると関係者にも喜んでいただけるため、依頼がどんどん増えてきます。
すると手がける仕事の幅が広がっていくので、ますます経験値が上がっていきます。そして、さらにスピードもアップし、自分も成長していく――という、驚くような正のスパイラルが起きるのです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ehirano1
85
本書の主張を「読書」に例えると、「多読術」になるのではないかと斜め上のことを思いました。2020/05/03
marco
38
クライアントをゴールに導くために話を徹底的に聞く、時間はできるだけ早く、期待を超える提案をするなど、nendoが選ばれる理由がわかった気がする。クライアントに真の問題に気付かせる質問力がオオキさんの武器なのかも。2016/05/06
しん
34
この本は3つのパートに分かれています。「超高速で仕事をこなすための基本動作」と「400のプロジェクトを超高速に進める手法」、「ビジネスを加速する投資&チームづくり」の3つです。個人的には最初のパートでなるほどと思うことが多くあった気がします。一番印象に残っているのは、「その時に一番やりたい仕事を選ぶ」ということです。確かに一番やりたい仕事なら、やりたくない仕事よりもスピードは上がります。目から鱗が落ちる感覚でした。現実はなかなかそのとおり行かないまでも、意識して取り組んでいれば、そうなる気がします。2016/05/04
KAKAPO
32
デザインオフィスnendoを率いる佐藤オオキさんによる本だが、テーマは、デザインの話だけではなく仕事全般、特に複数のテーマを迅速かつ高い品質を保ちながらやり遂げるための心構えと手法について書かれている。実際に多くのプロジェクトを斬新なコンセプトとアイディアで成功に導いてきた佐藤さんの言葉は、論理を越えた説得力がある。そして、そこにはデザイナーとしての資質よりも「人間として仕事に対してどのように向かい合えば良いのか」という問いに対する回答がある。デザイナーの卵だけでなく、多くのビジネスパーソンに薦められる。2017/02/17
メタボン
28
☆☆☆★ 仕事のクオリティを優先するというポリシーに共感。速さも大事だが同時処理能力が重要。スケジュールの3割に空きを作る。目の前の仕事だけに集中する。やりかけた仕事は必ず終わらせる。すきま時間には簡潔できる仕事をやる。そのときに一番やりたい仕事をして脳の回転速度を上げる。調子の波に逆らわない。情報のインプット日とアウトプット日を分ける。休日は脳を休ませる。情報収集こそ時間をかける。アイデアを部分から考える。2018/05/16