ひと目の横歩取り

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ひと目の横歩取り

  • 著者名:長岡裕也
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • マイナビ出版(2016/01発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784839957711

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内容説明

「横歩取りは怖いから指しません」
横歩取りを指さない理由として、私がよく聞く言葉である。序盤早々に激しい展開になることも多く、すぐに負けてしまった経験があるからだろう。本書は、そんな横歩取りを苦手とする方に横歩取りをお薦めする本になっている。もちろん、横歩取りを指したことのないこれから覚えたい方にも読んでもらいたい。(まえがきより)

本書は、「ひと目の中飛車」「ひと目の石田流」「ひと目の角換わり」に次ぐ、定跡ナビゲーター長岡裕也五段による次の一手形式の定跡書で、横歩取りを扱ったものです。序盤から乱戦になる変化も多い横歩取りの定跡手順を初手から丁寧に解説しています。この手を指さないと一気に負けてしまうという落とし穴や奇襲・ハメ手色の強い指し手への対策も扱っているため、これから横歩取りを指したいという方にもお勧めです。

また、すでに横歩取りを指している方も基本的な攻め筋をおさらいすることもできますし、プロの実戦で多く指されている最新形を学ぶこともできます。複雑で、なんとなく苦手意識のある方が多い横歩取りですが、本書ほど、この戦法をやさしく学べる本はありません。 将棋の楽しさが詰まった横歩取りを、ぜひ本書から始めてみてください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かわうそ

12
うわぁ〜☆すごぉ〜い!たーのし〜いヽ(´▽`)/空いた時間で横歩取りの復習。急戦は結構理解できてきたけど、持久戦は難解。歩と桂馬の使い方が特に難しい…まだまだ指し方が雑だけど、戦術の中では一番好き。今のところ、矢倉が最も勝率がいいけど、横歩取りでもっと勝てるようになりたい。他にも書籍ありそうだから、本書を頭に入れたらチャレンジしてみようと思う。頑張るお〜2017/02/13

かわうそ

12
横歩取り、激しくて怖いが基本的な狙いが勉強になった。歩を突くことで飛車の横効きを通したり、一時的な駒損から大駒の両取りを狙ったり、桂馬を使った攻め方だったり、局面が良くなるなら飛車さえもサクッと切る判断だったり、激しい変化を目の当たりにして、改めて自分は目先のことしか見えてないなあと反省。変化を全部覚えるのは難しいけれど、いくつかの手筋を知ったことで実戦が楽しみになった。今回はやや流し読みな感じだったが、二回目はきちんと解きながら読み進めたい。矢倉をメインにしてたけど、横歩取りの方が捌き方が派手で面白い。2016/03/31

かわうそ

9
というわけでニ読目。いやー、次の一手は正解率が上がったけど、実戦ではなかなかスムーズに手が伸びない。硬くなってるのかしら…ひとまず手筋の復習はできたので、恐る恐るながら踏み込んでみたいと思う。問題は、横歩取りしてくれる相手にあまり恵まれないこと。四間飛車ばっっっかり!そして攻め合いの末ボコボコに(´・ω・`)もうやめて2017/01/03

あなあき

2
ひと目シリーズ・横歩取り編。まえがきにもあるように「横歩取りは怖いから指しません」という人は多くて、自分もその一人だったのだが、ひょんなことから指したくなって本書を手にすることに。とことん「指す人目線」に立ったやさしい内容はシリーズで一貫していて、よく目にする手順のウラの、いわゆる「コワい筋」を丁寧に採り上げて解説してくれている。「△4五角戦法」「相横歩取り」「青野流」といった急戦調の将棋もあれば、「△3三角戦法」を中心としたじっくり形の将棋もあり……と、横歩取りが指して楽しい戦型であることがよくわかる。2017/02/18

yasuhitoakita

2
最新形がどうとかいうよりも、横歩取りを指してみたいけど変化が激しすぎて怖いって初心者~中級者に3三角型のイロハを伝授してくれる本。横歩取りって戦型は激しい上に、誘導してくる人はめちゃめちゃ研究家だったりするので、やっぱり怖いのだけど、同時に自由に駒が飛び交う面白さがあるので、指して見る価値は十分にあると思う。2016/11/07

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