内容説明
この本で紹介する「愛のコーヒーカップ」理論は、「他人よりもまず自分に徹底的に愛を注ぐ。それによっておのずと人生が好転する」という、経験を通して中野先生自らが会得した哲学です。そして、自分が満たされると、注いだ愛は自分のカップから溢れ出し、周囲の人をも幸せで満たし始めます。さらに注いでいると、やがて、世界中に幸せが広がっていく……。そんな魔法の理論です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tori
7
まず自分を愛する。24時間自分を愛することに手を抜かない。とても大切な考え方です。 重複系なのでパラパラ読みましたが、結構好きです。内容重複の中にキラリと光る言葉がたまに入り込んでるのでメモを取って大切にしてます。 ニ読目ですが、初読の際に刺さった言葉が意外にも自分に残ってて勝手に実行していたのに気付けたのが良かったです。2020/07/28
noriyorino
7
毎日自分を幸せにしておくことに手を抜かないと心に決める。自分の中に完ぺきな味方がいることに気付く。幸せになるために罪悪感、反省、誰かと比べること、正しく生きようとする心は必要ない。体力温存のために一つのことだけ心をこめてやり後はお休みでOK。苦手な人、嫌いな人は知り合いゾーンに移ってもらい、気にしない、気にならなくなるという心の領域を作る。失敗しない生き方よりも失敗という考え方のない人生を選ぶ。自分をもてなし、自分にプレゼントを贈る。自分を褒める。人と会ったらピンポイントでタイムリーに褒めるところを探す。2017/04/06
pocco@灯れ松明の火
6
幸せにならずにいられない。自分を愛する秘訣。2013/03/22
わえ
5
龍安寺の蹲(つくばい)には『吾唯足知』と、『口』を真ん中に共通にして時計回りに刻まれている。英語にも同様の諺”Happiness is to know the contentment.”がある。幸福のため自分自身を徹底的に満たす。/許せないならば許すのではなく、シンプルに気持ちを手放す、忘れる。/「なんでもあり」と「わたしはこう思う」を同時に言う。/愉しみを明日に伸ばさない。/関係性が深くても、その人のことを考えると気持ちが重くなる、ストレスに感じるという場合は、密かに「知り合い」ゾーンに移動してもらう。2020/01/16
mono
5
著者の提唱する「愛のコーヒーカップ」理論とは、「自分に徹底的に愛を注ぐこと(Love yourself completely.)」。自分を満たすと相手も満たされる。人よりも先に自分に徹底的に愛を注ぐことに躊躇する必要はない。きっと一番大切なのはこの「徹底的に」の部分なんだろうと思う。なんだかとても救われた気分になったし、自分をもっと丁寧に扱ってあげたいと思えたし、そして徹底的に!愛を注ぐことをためらわずにいたいと思えた。2019/06/11