仕事のエッセンス 「はたらく」ことで自由になる

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仕事のエッセンス 「はたらく」ことで自由になる

  • 著者名:西きょうじ
  • 価格 ¥1,485(本体¥1,350)
  • 毎日新聞出版(2015/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 390pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784620322421

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内容説明

これは“働き方の未来”を切り開く書だ――

カリスマ予備校講師として知られる著者の書き下ろし一般書第2弾。
これまでの“仕事=給料・やりがい・自己実現”幻想を打ち破り、次世代に新たな可能性を提示する快作!
豊富な図表やデータを用いて、国内を中心とした様々な労働環境の実例、現代におけるあたらしい働き方までを解説。

現在、国内の非正規雇用従事者は4割を超え、テクノロジーの進化によるロボットの台頭に伴い、向こう10年から20年で、世界では知的職業を含めた今ある職の4割以上が消滅リスクにさらされると報告されています。ブラック企業問題、社内鬱の増加、貧困層の拡大もとどまるところをしりません。
かつてないほど変化の激しい現代の社会では、誰もが未来への不安にかられ、自分を見失ってしまいがちです。
しかし、こんな時代にこそ重要なのは、小手先の方法論やテクニックに頼るのではなく、「なぜ自分は働くのか」「働く」とはどういうことなのか、という原点に立ち返って考えてみること。そして、目の前の仕事に対する自らのスタンスを見つめ直すことであると著者は説きます。さらに、個人が自らの属する組織の外部にまで他者との関係を広げていける可能性までを提示します。
今の働き方や自分が置かれた労働環境に疑問を感じている方、これから社会で働こうとしている方にも、本書はとても有益な示唆を与えてくれるでしょう。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おさむ

39
西さん2冊目。これは悩み多き就活生向けに書かれた本ですね。中年サラリーマンにはあまりオススメできません(笑)。唯一印象に残ったのは、江戸時代の仕事には「カセギ」と「ツトメ」の二つがあった。日々の収入をもたらす前者だけではまだ半人前で、消火や看病、橋の建設など共同体を維持する活動である後者も果たして、初めて一人前だったという。過労死や鬱、ブラック企業が蔓延する一方で地域共同体や組織が弱体化するいまの日本社会で、いかにこうした二面性のある「はたらきかた」を取り戻すか。そこが求められているような気がしました。2017/09/16

にこにこ

8
就活する人は読んでおいてもいいのかも。色々な働き方や仕事があるなー。働くは「はた」を「ラク」にすることだそうな。あかちゃんが誰かを和ませている場合はそれも「はたらいている」ただただお金を儲けるための仕事はlaborであってworkではない!そうかもしれんけど、レイバーは納税して「はた」を「らく」にしてるとも言えるのでは?あまりにも拘束時間が長くて仕事以外なにもできなくなるほどではバランスがいいとは言えないけど。どんな道を選んでも「成り立つ」余裕のある社会と世間になればいいなあ。2016/03/03

バナナフィッシュ。

7
現代の若者、ひいては中高年が変わりゆく現代の中、どうやって職に向き合っていけばよいのか。最終的には、素の人間、それまでの人生で培ってきた人間力(教養などももちろん含まれる)がいかのほどであるのか、に依るのだろう。魅力ある人間であれば食いはぐれることはないし、薄っぺらな人間なら、誰にも相手にされない。日々精進あるのみ。2016/04/21

のり

6
仕事は生活を蝕むものでも人を不自由にするものでもなく「はたらく」ことで、人は自由になり幸福になれるもの。自分が今どのように仕事をしているのかを見つめ直すきっかけになりました。2016/07/18

ペールエール

5
お金を稼ぐために、働きたくない。 自分を幸せにして他人を幸せにして、社会をほんの少し良くするために、働きたい。 という僕の思いにぴったりの本でした。 2019/09/21

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