光文社新書<br> 「儲かる会社」の財務諸表~48の実例で身につく経営力・会計力~

個数:1
紙書籍版価格
¥946
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

光文社新書
「儲かる会社」の財務諸表~48の実例で身につく経営力・会計力~

  • 著者名:山根節
  • 価格 ¥847(本体¥770)
  • 光文社(2015/10発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334038816

ファイル: /

内容説明

儲けの構造が読めると、経営がわかる。経営がわかると、日本がとるべき戦略がわかる。それがすべて表れるのが「財務諸表」。項目はざっくりまとめ、わからない言葉はとりあえず無視。バランスシート(BS)と損益計算書(PL)の大きさ、そして利益の3つを見ればいい。そのための近道は、知っている会社の財務諸表を読むことだ。本書では大企業のリアルな財務諸表をざっくり読むコツを教え、会計リテラシーを磨くことを目指す。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

91
読むというよりは長期にわたってぼちぼちと眺めていた本。会計の理論を学ぶよりは、実際の企業のBSとPLを実践的に見てみようという本。同業他社を比較して金額に応じたスケールで比較してあるので、イメージが掴み易い。トヨタは「メーカー」だと思っていたが、実際は「金融資産」がかなりの割合を占めているというのは言われてみれば納得だが、目から鱗。そういう見方をしたことがなかった。2015年に書かれた本で、シャープと東芝とタカタは大丈夫か?とあるが、結果は皆さんご存知の通り。財務諸表の数字は正直ですね。★★★+2017/12/17

青色夜ふかし

28
山根 節★早稲田大学ビジネススクール教授。元スタンフォード大学客員研究員。公認会計士。学者。現在67歳。★財務諸表の見方を学び、企業活動の本質を会計から読み解くコツを書した本。★結局経営の本質は、「いくら投資すれば、いくら売れて、いくら儲かったのか」。これに尽きる。★BS(貸借対照表)は入口・出口、PL(損益計算書)は途中経過★ビジネスの循環の基本=BSとPLの繰り返し★BSとPLから読み取れるもの①儲けの構造②戦略③戦略の動き、時系列⑩業界・業態でお金のかかるところが違う2018/03/11

kawa

22
企業分析は、定量分析(財務諸表数値の分析)と定性分析(企業戦略や業界動向等)の両面から行う必要がある。私見ではその比率は3:7位か。本書は儲かる会社の財務諸表(定量分析)と言いつつ、その肝の9割方は、定性分析で導かれる。確かに「会計がわからんで経営がわかるか!」なのだが「会計がわかっただけでは経営はわからない!」。多くの財務諸表分析でのスキルアップは重要なのだが、分析企業の定性要因を常に意識して分析する視点が不可欠だ。そのためには、自社や身近な企業の財務諸表を継続的に定点分析していくのが良いのだろう。2018/01/01

ふ~@豆板醤

22
3。積読整理(kindle)。実在の企業の経営状況の裏を帳簿と照らし合わせての他社・業界内比較が次々と。こういう分析昔よくやったなーと懐かしい(笑)2017/12/17

はるわか

21
「見える化」したいなら全体的な視点から見る。会計の本質は経営の全体像を写像化する情報ツール。会計はBSとPLの二つの財務諸表で経営を捉えること(最近重視されているCSはこの二つを組み合わせて作られる)。会計学習のコツは、うすうす知っている会社の財務諸表を読むこと、アバウトにとらえること。BSの大きさ、PLの大きさ、利益の3つだけまず読む。項目は大項目に括ってまとめてしまう。わからない言葉はとりあえず無視する。ちょうどいい加減にとらえる。ブリヂストン、コマツ、トヨタ、セブンイレブン、ユニクロ、ニトリ。2017/06/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9865931
  • ご注意事項