日本の特別地域<br> 日本の特別地域 特別編集69 これでいいのか 岩手県

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日本の特別地域
日本の特別地域 特別編集69 これでいいのか 岩手県

  • ISBN:9784896375305

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内容説明

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日本の都道府県としては、北海道に次ぐ2番目に広い総面積を誇るのですが、可住居面積の割合は約24%(全国40位)と低く、内陸部と沿岸部に人口が集中し、あとはだだっぴろい平地と山があるだけ! 県内全体が豪雪地帯に指定されており(特に藪川は真冬に-30度を記録することもある)、本州最寒地としても有名です。
また、南北の所得格差に代表される、典型的な「南北問題」も起こっており(北上市など県南部では著しい経済発展により所得水準も大きく向上しているが県北の中心都市である二戸市や久慈市では所得水準が低いまま)、
県は今も根本的な解決策を見い出せない状況です。
近年では、NHKの朝ドラ「あまちゃん」のロケ地として、久慈市が一瞬だけ注目を集めましたが、
そのブームも終わり元の寂しい姿に戻ってしまいました。そんな現状を、故郷を「イーハトーブ(理想郷)」と称した宮沢賢治が見たらどう思うでしょう……。
東北を代表する理想郷(?)、岩手の現状とこれから進むべき未来を、様々な角度から熱く語り尽くす一冊です!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Akihiro Nishio

13
月末の岩手出張のために予習。国内外問わず常に出張先の歴史と文化を勉強する自分って偉いねw さて岩手県、南部と伊達の対立という視点、南北交通と比べて東西交通の貧弱さという視点でまとめらている。また北部沿岸部と八戸とのつながり、北上市の戦略など興味深く読めた。また、最後に語られる盛岡を北東北の中心都市と位置づけるアイデアも納得できた。他の県の本と比べて、文化や習慣の話は少なめだったかな。名産物の由来紹介などもほとんどない。つまり、あまり美味しいものがない!2016/10/16

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