人口減少×デザイン ― 地域と日本の大問題を、データとデザイン思考で考える。

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人口減少×デザイン ― 地域と日本の大問題を、データとデザイン思考で考える。

  • 著者名:筧裕介【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 英治出版(2015/06発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 540pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784862762115

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内容説明

<p>お金がない? 出会いがない? 地方と都市はどう変わる?人口減少の「事実」と「対策」。
結婚・仕事・住まい・経済など様々な面で私たちに大きく関わる、21世紀の日本を襲う最大の問題「人口減少」。知ってそうで知らないその本質をデザインの力で解き明かし、地域でできるアクションを事例を交えながら提案する。わかりやすいカラー図版を多数掲載。行政・政策関係者や地域活性化に取り組む人はもちろん、日本社会の大問題をきちんと理解しておきたいすべての人に読んでほしい一冊。</p>
<p>21世紀の日本を襲う最大の社会変化でありだれもが無関係ではいられない「人口減少」。本書は、以下を目的として作られました。</p>
<p>(1)人口減少問題の「本質」を理解する・・・人口減少は、私たちのライフスタイルから都市計画や経済まで、様々なことに関連する複雑な問題です。本書はデータとデザインの力でその本質を明らかにします。(1~3章)</p>
<p>(2)地域でできる「アクション」を知る・・・人口減少に対し、身近な地域レベルで何ができるでしょうか。デザイン思考を使ってそれぞれの地域の状況に合った問題解決の指針を示します。(4~5章)</p>
<P>第1章 人口減少への16の疑問とキーデータ・・・日本の人口減少について、疑問に答えるかたちで解説。データを視覚的にわかりやすく表現しており、問題の全体像と原因をすっきりと理解できます。</p>
<p>第2章 人口減少のメカニズム・・・人口は今後どのように推移するのか。どんな要因がどれほど人口減少に影響しているのか。3大要因を挙げて人口減少のメカニズムを明らかにします。</p>
<p>第3章 人口減少要因で見る地方自治体5タイプ・・・地域によって人口減少の状況はさまざま。この章では1,720の自治体を要因別に5つに分類し、それぞれの特徴・要因に合った対策を考えます。</p>
<p>第4章 提言:人口減少問題へのアプローチ・・・日本が、地域が、企業が、個人が、人口減少にどう立ち向かっていくべきか。地域レベルですぐに取り組めるアクションを提言します。事例も多数紹介。対策の効果の試算も行います。</p>
<p>第5章 人口減少問題解決の7ステップ・・・複雑な社会課題の解決に力を発揮する「ソーシャルデザイン」の考え方で人口減少問題の解決に挑むプロセスを紹介します。</p>

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Koichiro Minematsu

26
まちづくりにおいて若者世代とのキーは、自己実現、成長、つながり、自分らしさといった自分の価値観、感情、ライフスタイルが、個人の幸福感につながっているのか、のようである。2019/05/12

ロマンチッカーnao

19
人口減少関係の本3冊目。先の2冊は人口減少にどのようなことが起きるのか。それがどれだけ大変なことかってことを書いていたけれど、この本は、人口が減った社会をどうしたらいいのかを書いている本でした。拡大、成長ではない社会。その中でいかに幸福に行きていける社会とは。中央集権ではなく、地域主権、小さいコミュニティを作る。車社会ではなく、歩いてくつろげる町並みを。農業政策にお金を入れる。全体的にすごくいい。こんな国、こんな社会になればいいと思いました。人口減少を乗り切れるじゃないかって思える本でした。2021/04/19

はるき

16
 淡々と理詰めで説くのではなく、分かりやすく解説。2021/07/25

Luna

12
海士町は若者も参加しているところがいいと思った 2018/02/03

コジローラモ

7
人口の減少は日本人のライフスタイルに関することから、地域文化や日本経済まで様々なことに関連してくることなんですよね。その複雑極まりない社会問題を、見事にポイントをついてわかりやすく説明してくれています。まさにデザイン。三章のタイプ分けのところが特に良かったです。地域ごとに違いがこんなにもはっきり出るんだとただただ驚きましたね。四章の5つの提言はどれも大事なこと。それらすべてに共感しているわけではないですが、何にどう繋がってくるかが見えてくると、色々考えさせられますね。読んで良かったとは思います。2016/02/29

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