内容説明
一途に思う「女の一念」が起こした怪異、親の悪行が子へめぐる「因果応報」の恐怖、予期せず現れる「妖怪変化」に、身近な動物が魔物に変わる「動物変化」、なぜか「笑える」幽霊譚など、江戸の人々が出合った「コワーイ話」の数々を、当時の挿絵とともに、読みやすさにこだわった現代語訳でお届けします。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
F
19
諸国百物語、宿直草、因果物語、曽呂利物語、奇異雑談など、江戸期の怪談を現代語訳した45篇。当時の価値観、ペーソスとユーモアを窺い知ることが出来る一冊。近世怪談ものの入門に良い本です。2013/06/19
サン
12
表紙にひかれて読んだが、全く滝夜叉姫は出てこず。しかし、わかりやすい言葉で短い話しをまとめている。因果応報、親は大事にすべきなどなど、江戸時代らしい内容だった。サラッと読めます。2016/11/07
あゆみ
3
どの話も短編で、今のことばで書かれていて、ジャンルごとに分かれているのでとても読みやすい。当時の絵が挿絵になっているのがまた雰囲気が出てる。ユーモアがあったり、ぞっとしたり、多様なお話でした。2013/07/03
wabisuke
1
怪談本、最後の一冊。江戸時代の怪談集です。時代が時代だけに仏教が絡んだ話が多い。内容は難しくもなくさらっと読めた。でもなんとなく後味の悪い話が多かったような気がする。2013/08/17
私的読書メモ3328
0
タイトル通りの江戸時代の怪談集から選んだものを、現代語訳し、新たな題名と前書きをつけて傾向別にまとめたもの。題名の方はあまり必要性を感じませんでしたが、前書きは独特の味を生み出していて有効だと思いました。いずれも短く素朴な話で、荒唐無稽なものも多く、怖さは皆無でしたが、牧歌的な読み味は悪くなかったです。2021/11/05
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