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内容説明
「はやぶさ2」のプロジェクトに採用された超・精密加工技術。2020年、東京オリンピックの年に無事生還できるのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
koji
2
精密機械の世界が初めて分かったよう気がします。本書で登場する「三津家道場」。5日間のやすりがけで、手のひらに血マメができ、それが破れ、放っておくとリンパ節が膨れ上がります。そこでは、精密加工に必要なマイクロ単位の繊細な感覚を身につけると共に、自身の身体を確りケアするプロの意識も学ぶ場です。これがスタート地点です。そこから五感を働かせた「機械のような人」が育っていきます。例えば放電加工機の削りかすを取り除けたか、見極めは「音」。その他にも全編に溢れる遊び心とチャレンジ精神。日本の製造業に明るい希望が持てます2017/06/04
811
0
遊びが大切。次工程はお客様という考え方は素晴らしい。2015/08/08
しのはら(か)
0
「全日本製造業コマ大戦」的な場が各分野にほしい。自社の技術力を示せる販促物。人材育成はアナログからデジタルへ。見えない加工の状況は音で。見せる工場、工場らしくない工場。音叉パター。「いくら正論をぶつけても、信頼関係を築いてなければ誰も動いてはくれない」「会社のビジョンや方向性はトップダウンで、実現手段については現場で」。生産調整時に勉強会。報奨金は雇用形態にかかわらず一律:受注高・売上高が過去最高(別々のインセンティブ)。目標は高すぎず。過去最高ならちょっと超えるだけでいいし、何度でも更新できる。★★★★2015/05/31