淡交新書<br> 一億人の茶道教養講座

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淡交新書
一億人の茶道教養講座

  • 著者名:岡本浩一
  • 価格 ¥1,056(本体¥960)
  • 淡交社(2015/02発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784473038661

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内容説明

「侘び」の概念を外国人にわかりやすく教えるには? 樂歴代の特徴を効率的に覚えるには? 読んでおくべき茶書は? など、茶道を習う人はもちろん、興味はあるという程度の人も視野に入れ、わかりやすい語り口でその効果的な学び方を伝える書。「真の教養人になるために必要なのは、茶の湯の知である」、というスタンスから、禅語、道具、建築などジャンル別に、学ぶ際のポイントがどこにあるのかを解説します。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いいちゃん

20
やはり、小説以外を読むのは時間がかかる。何度寝落ちたことか。とはいえ、砕けた口調で、読み易い本でした。そして、茶道の基礎知識の抜けが埋められたり、頭の中が整理できたりしました。おすすめ!2015/09/06

はるわか

15
【侘び茶の概念】珠光:月も雲間のなきはいやにて候。藁屋に名馬つなぎたるがよし。紹鷗:見渡せば花ももみぢもなかりけり浦のとまやの秋の夕暮れ。利休:花をのみ待つらむ人に山里の雪間の草の春を見せばや。【侘びの美観】能阿弥:東山御物。珠光:和漢の境を紛らわす。千利休:非整形美の賞揚。古田織部:歪みの美の発見。上田宗箇:ばさらの美。小堀遠州:きれい寂び。金森宗和:姫宗和。片桐石州:人作の侘びは侘びにあらず。【名物】大名物:利休以前、東山御物(唐物が核)。名物:利休の選定。中興名物:小堀遠州の選定。真・行・草。2016/04/22

きょう

6
教養とは~に始まり緊張するが、お茶を習う上でのマップみたいなもの、でしょうか。利休さまより前のお茶についてよくわかりました。茶道辞典を買いなさい、です。なるほど~立ち読みは重そうなので、図書館で少しでも読んでみようと…。2019/07/31

大阪のきんちゃん2

4
だいぶ前に森下典子著「日日是好日」を読んで茶道のこと何も知らんなあと思っていた矢先、図書館でヒョイと目に付いたので借りてみました。 読みやすくてとても参考になります。 美術館巡りとかは好きな方ですけど、茶道具はただボーッと観てただけでした。 茶道の系譜も簡潔にまとめてあって解りやすいです。 「侘び」についても深く考えさせられてしまいます。 ただ、これを覚えていられるか不安・・・そばに置いておきたいと思わせる本です。 しかし、何かお金がかかりそうな趣味ダナー・・・ 心ばえだけ頂戴することにイタシマス。2019/10/03

うさっぴ

4
茶道知識のダイジェスト本、とのことだがとても奥深かった。教養を身につけている人はすごい。私も人格教養のある人になりたい。2017/04/21

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