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内容説明
日本企業にとってグローバル化はもう避けられない経営課題になりました。事業をグローバルに展開していくためには、世界の企業が、どういう方向性を考えているかを知らなくてはなりません。ITについてはさらに、それが欧米発であることが加わるため、よりグローバルな考え方から把握する必要があります。本書では、クラウドコンピューティングとGRC(Governance、Risk Management、Compliance)といった最新IT や企業統治の仕組みが、グローバルにはどのような背景から誕生し、どんな領域で利用しようとされているのかなどについて、日本と海外の考え方の違いから読み解いていきます。事業/社会とITの距離が縮まる中で本書は、ITに直接携わる人はもとより、直接/間接にITを利用している人々にとっても、IT化が進む世の中を理解するのに有用です。
目次
第1部 クラウドコンピューティングのとらえ方
第1章 米国発で進展するクラウド、日本はどこを目指すべきか
第2章 想像を絶するスケール感が最新クラウドの姿を創り出す
第3章 日本と欧米では、ITもとらえ方は“真逆”
第4章 Amazonが制した「CIA cloud battle」が示す専門性の強み
第5章 「お・も・て・な・し」とクラウドの間にあるもの
第6章 クラウドが変え始めた組織と個人の関係
第2部 GRCをどうとらえるべきか
第7章 グローバル視点でみた「GRC」の光と影
第8章 リスク管理はガバナンスのためにある
第9章 グローバルな信頼性はアーキテクチャーを求める
第10章 グローバルにみるビジネスモデルの成功条件
第11章 GRCが求める英語力、遂行能力、プレゼン力
第12章 グローバル成長における日本とアジアの差