講談社学術文庫<br> 歴代日本銀行総裁論 日本金融政策史の研究

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講談社学術文庫
歴代日本銀行総裁論 日本金融政策史の研究

  • 著者名:吉野俊彦【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 講談社(2015/01発売)
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  • ISBN:9784062922722

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内容説明

本書はわが国を代表する歴史派エコノミストであった著者が、歴代の日銀総裁を通じて、日本の金融政策発展の様相を描き出そうとしたものです。また、原著刊行後(著者没後)の総裁の政策について、鈴木淑夫氏(元日本銀行理事、元野村総合研究所理事長)による補論を加えました。31代29人の総裁がなにを考え、行動してきたか(あるいは行動しなかったか)を知ることで、読者は必ずやたしかな指針を得られるはずです。(講談社学術文庫)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ともたか

7
そうか、あいつの親父は結局「日銀総裁」になったのか。 それにしても息子殿は山登りがそれも八ヶ岳が好きだったなあ。いつか会えるかしら としひろ と。2017/10/14

O. M.

1
歴代日銀総裁ごとに章立てされ、各人の生い立ち、時代背景、特筆すべき政策等がポイントを各数点に絞ってまとまっており、大変分かりやすい。ただし、著者は日銀の方のため、全般的に肯定的な論調になっているので、過去の政策を批判的に学びたいとすると、若干の物足りなさは残ります。2016/03/20

熱東風(あちこち)

1
近代の政治経済に興味はあったが断片的な知識しか持ち合わせてなかった日銀について書かれた本書を偶然発見、購入。ただ、これは日銀そのものではなく、総裁にスポットを当てたものだ。二度就任した人は一つの章でまとめて述べられている。なので日銀の歴史として読むのには適していない。とはいえ、昔と今の日銀の立ち位置や役割の違いなども分かって面白い。/筆者は日銀出身であり、そのため後の代になる程、謦咳に接する機会を得た人に対する論評になるためか、やや筆致の鋭さが鈍っているように感じた。/補論は別途一冊の本にしてほしかった。2015/01/08

okadaisuk8

0
1982年設立の日銀の歴代総裁を1人ずつ紹介。ただ、昔の本故に1970年代の総裁で論評は止まり、あとは別の研究者が駆け足で黒田日銀まで取り上げる。日露戦争前に、政府の言うことを聞かなさそうな総裁が交代されたり、戦後も金融政策が後手に回っていると財界から批判されたり、歴史は繰り返すんだなと分かります笑。戦前は財界(特に大銀行)出身の総裁も多く、来歴も多彩。戦後も唯一の銀行出身の総裁への評価が高い。ここ数十年財務省OBと日銀出身者で総裁を回しているが、もっと色々な出自の人を考えてもよい気がする。2022/08/27

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