KINZAIバリュー叢書<br> ザ・地銀 - 構造不況に打ち克つ長期ビジョン経営

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KINZAIバリュー叢書
ザ・地銀 - 構造不況に打ち克つ長期ビジョン経営

  • 著者名:高橋昌裕
  • 価格 ¥1,584(本体¥1,440)
  • 金融財政事情研究会(2014/09発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784322125931

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内容説明

いまの「こうありたい」が、
10年後「地元に必要とされる銀行」をつくる

予想される環境変化
●少子高齢化と企業・事業所の減少で、地方銀行の営業基盤たる地域経済が縮小。
●地方銀行同士のパイの奪い合い、ゆうちょ銀行や異業種の参入で競争はさらに激化。

“絶滅危惧種”とならないために
◆地域と自行の将来を見据え、地域への貢献の方法を考え抜いて長期ビジョンを策定する
◆来るべき統合・再編に備える
◆法人営業、個人営業両面を見直すとともに、人材マネジメントを強化する

気鋭の地域金融機関コンサルタントが、長期ビジョンの策定と実践の考え方、方法論をわかりやすく説き明かします。
元足利銀行頭取 池田憲人氏 推薦
地銀から「お客様」が逃げ出し始めた。地方でも都市でも例外はない。次世代を担う諸君は、この“お家の一大事”を重く受け止め、いかに動くかだ!
バンカー魂の矜持に期待したい。本書には「将来を見据え」「足元を強化する」
筆者の経験が端々に埋められて、エスコート書として強く推薦する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

28
横浜銀行の副頭取の書かれた本とどうしても比較してしまいます。やはりコンサルタント出身であるので図表の使い方や説明の仕方はうまいのですが、銀行の実務経験がなく保険出身ということなので、マスコミの後追いのような感じがします。ただ書かれていることはもっともなことが多くそれを実行していけばいいのだという気はしますが、地銀の中でどれだけの銀行がやれるのかは疑問が残ります。2014/10/31

koji

4
「業態としての地方銀行は転換点にきている」。厳しい問いかけです。地元地域から逃げられない地銀はどうすべきか。金融庁は言います。「5~10年後を見据えた中長期の経営戦略を検討することが重要」。著者なりの答えがこの本です。統合再編が最もしっくりいく解決策との結論です。唯そのうえで提示された長期プランは、実は私も結構実践してきたものが多く(既視感があります)、利点も欠点も見通せます。結局、伊東眞幸さんが「地銀の選択」で書いていたように、総花にならず自行のコアを追求し「選択と集中」を行うことが解かと思いました。2015/03/22

yuki

2
理想的な地銀像を提示しているが、どれだけの地銀が実行できるかは疑問。地域に貢献できる地銀を実現するには、現在の過酷な競争下では、ヒトもカネも不足している。所詮、大半の地銀は構造不況から抜け出すことは不可能だということかも・・・。2015/01/06

toru

1
今後のあり方を考えるきっかけとして使われてほしい。CEを意識することは必要。2015/05/16

tkokon

1
【なるほど】力作。地銀のおかれた環境や進むべき方向性について、かなり網羅的にカバーされていると感じた。部品メーカーの立場からみて地銀のユニークなところはBtoBもBtoCも両方同じくらいの重要度で取り組んでいること。BtoBの課題などは、まさに当社の活動にもヒントになること満載であった。○ファンケルで中途社員を10名以上採用し「ピラニア軍団」と名付けて現場の中核に送り込んだ。「養殖ウナギの水槽にピラニアを一匹入れておくとウナギが活性化し、長生きする」という。●わが社も「ピラニア」が必要だ(Kindle)2015/03/08

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