角川選書<br> 「言海」を読む ことばの海と明治の日本語

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角川選書
「言海」を読む ことばの海と明治の日本語

  • 著者名:今野真二
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  • KADOKAWA(2014/07発売)
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  • ISBN:9784047035423

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内容説明

日本初の近代的辞書と言われる『言海』は、明治期の日本語を映し出す鏡の役割を持っていた。編纂者・大槻文彦が凝らした配列や表記、語彙選別の苦労を丹念に読み解きながら、『言海』の真価を明らかにする。

目次

第1章 大槻文彦と『言海』
第2章 『言海』の特徴
第3章 見出し項目と語釈から『言海』をよむ
第4章 明治の日本語と『言海』
第5章 『言海』をライバル視した山田美妙『日本大辞書』
終章 『言海』の評価

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

志村真幸

1
 明治期の国語辞典である『言海』を手がかりに、当時の「ふつうの言葉」を明らかにしようとしたもの。 『言海』がどのようにして編纂されたかから始まり、従来のいろは順から五十音順になった理由、発音の示し方、漢語を和語で説明している例が多いこと、カタカナ語の採用、ふりがなの使われ方などが点検されていく。  そのさきに見えてくるのは、明治期の日本語の実態である。いまの日本語と予想以上に異なるのに驚かされる。  それにしても分析の手法がたくみで、説得力もある。辞書を使った研究とは、こうやればいいのかと教えられた。2021/07/02

ハヤカワショボ夫

1
島地氏愛読の「言海」の読み方の本。空海の様々な本を読んできて、原著を読むことの大切さを感じ、「言海」も明治の言葉の遣い方を感じるために最適の本で、芥川龍之介・夏目漱石の古典を読む際に最適なガイド本となるそうです。「言海」は興味があり一度読んでみたいのですがちょっと高いな…。【図】★★2015/04/30

しいら

1
ことば自体は変わっていなくても、生活や習俗が変わると言葉の意味は変わっていく。今は当たり前のように使っている言葉も、案外早く廃れてしまうものかもしれんね。2014/11/20

KTakahashi

0
言海を調べるために読んでみた。2017/02/21

takao

0
青空文庫に辞書がほしい2016/08/15

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