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内容説明
『論語』、『武士道』、福沢諭吉、吉田松陰、デカルト、ニーチェ……厳選した
名著のエッセンスを「仕事の知恵」に転換。
ビジネスに役立つ! “生きた教養を伝授。
第一章 経済活動の深みを知る
『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』『フランクリン自伝』
第二章 ビジネスの戦略を学ぶ
『孫子』『ナポレオン言行録』『方法序説』
第三章 精神の柱を築く
『論語』『私の個人主義』『学問のすゝめ』
第四章 日常の意識を変える
『武士道』『君主論』『日本文化私観』
第五章 基本のスキルを磨く
『文章読本』『「いき」の構造』『徒然草』
第六章 才能を開花させる
『ツァラトゥストラ』『史記』『地下室の手記』
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハッシー
77
★★★☆☆ 表題には賛同しないが、深い人間性を培うために古典を読むというのは必要なんだろうと思う。古典をただ紹介するのではなく、著者らしく自身で経験したエピソードを交えながら分かりやすく説明している。自分の中にブレない軸を持つために、古典を読むべきだとは思うものの、残念ながらこれを読みたいという本には出会えなかった。2019/07/15
hiro-yo
35
Unlimitedで拝読。齋藤さんの解説は、古典読むことに対してハードルを下げていただけます。どの書についても齋藤さんの解説の明快さと、それから何を学びとったのか、読者にどのように活かして欲しいのかが詳しく書かれています。いや、本当にこれだけ大量の図書を読み込まれていることに感動します。古典の読み方としてどれだけ吸収できたかがポイント。どれだけ自分で実際に使えるようになったか「引用力」が価値を生む。引用できる言葉を探しながら読みましょう。ゆっくりと。2020/05/10
ふ~@豆板醤
32
4!古典のブックガイド。本書のタイトルもそうだけど、何でもビジネスに結びつけようとする風潮は好きじゃないかな。でも人として強い芯を持つために古典を浴びるように読むべし、という主題には共感。ツァラトゥストラとか罪と罰とか久しぶりに読もうかなー!とちょっとだけ気合い入った。「一冊の本をどれだけ吸収できたかがポイント」「 「マイ古典」にしなければ意味がない」2017/07/14
シュラフ
24
「仕事、ビジネスで最終的に問われるのは、その人間性だ。うすっぺらな人間には体を預けたくない。深みのある人間性が信用を生む。この「深み」こそ、現代に最も欠けているものだ。友人・知人との絶えることのないメール交換により、深みを生む時間が奪われつつある」。若い頃は四苦八苦して契約をとっていたが、この歳になってシナリオ通りに契約をとれるようになった。私自身の人間性はともかくとして、人間洞察力が増したことが大きい。ビジネスとは、相手の気持ちに寄り添うことが大切。相手の気持ちである思想・信条の理解に古典は役に立つ。2018/04/23
ロア
17
それぞれの本の概要と読む際のポイント、それを読むことで何にどんな風に活用出来るのか、30冊以上の古典が紹介されており、読みたい本を数冊選ぶことが出来た。ただ……弱肉強食のビジネス社会を勝ち抜く為の教養としての古典という雰囲気には若干の違和感を感じた。別の本になるが、筒井先生は「日本はなぜ働きづらく、産みにくいのか」と疑問を投げかけ、小暮さんは「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?」と問う。。。そう言えば私は完全にこちら側の人間で、ビジネスエリートは目指してなかったのでした(^_^;)2015/08/16