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内容説明
『論語』、『武士道』、福沢諭吉、吉田松陰、デカルト、ニーチェ……厳選した
名著のエッセンスを「仕事の知恵」に転換。
ビジネスに役立つ! “生きた教養を伝授。
第一章 経済活動の深みを知る
『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』『フランクリン自伝』
第二章 ビジネスの戦略を学ぶ
『孫子』『ナポレオン言行録』『方法序説』
第三章 精神の柱を築く
『論語』『私の個人主義』『学問のすゝめ』
第四章 日常の意識を変える
『武士道』『君主論』『日本文化私観』
第五章 基本のスキルを磨く
『文章読本』『「いき」の構造』『徒然草』
第六章 才能を開花させる
『ツァラトゥストラ』『史記』『地下室の手記』
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ハッシー
77
★★★☆☆ 表題には賛同しないが、深い人間性を培うために古典を読むというのは必要なんだろうと思う。古典をただ紹介するのではなく、著者らしく自身で経験したエピソードを交えながら分かりやすく説明している。自分の中にブレない軸を持つために、古典を読むべきだとは思うものの、残念ながらこれを読みたいという本には出会えなかった。2019/07/15
esop
60
引用を心がけてみましょうー一1〜2ページ読んだだけでも、すぐに引用してしまう/この言葉はものすごく突き刺さったというのが、一番大事な読み方です/人を見る眼力が、人生を生きていく上で一番大事だと/りっぱな気質を(中略)備えているように思わせること、それが有効なのだ/たちの幸福や不幸というのは、振りかかってきた運命がラッキーか、アンラッキーかによっては決まりません。アンラッキーなものを受け止めて、そして自分の運命として押し上げていくのが、本当の幸福です自分で自分が師と仰ぐ人間を決めて、徹底的に学んでしまう2024/09/17
ニッポニア
42
古典は間違いない。以下メモ。自分の精神を培った古典を3つあげてください、に答えられるか。引用力をつける、一冊の本をどれだけ吸収できたのかがポイント。古典ときちんと向き合った30分は人生において最もクオリティの高い30分。古典の3人、偉大な師として3本柱として持つ。自分には能力はそんなにないけれど、人を見る目だけがある、誰についていけばいいのかだけは間違えなかった。自分はこれで勝負していくんだ、と言うものを見つけたとき人は強くなる。出発点は好きなもの、現代人に清少納言のセンスは必要なもの。2025/10/17
hiro-yo
35
Unlimitedで拝読。齋藤さんの解説は、古典読むことに対してハードルを下げていただけます。どの書についても齋藤さんの解説の明快さと、それから何を学びとったのか、読者にどのように活かして欲しいのかが詳しく書かれています。いや、本当にこれだけ大量の図書を読み込まれていることに感動します。古典の読み方としてどれだけ吸収できたかがポイント。どれだけ自分で実際に使えるようになったか「引用力」が価値を生む。引用できる言葉を探しながら読みましょう。ゆっくりと。2020/05/10
ふ~@豆板醤
32
4!古典のブックガイド。本書のタイトルもそうだけど、何でもビジネスに結びつけようとする風潮は好きじゃないかな。でも人として強い芯を持つために古典を浴びるように読むべし、という主題には共感。ツァラトゥストラとか罪と罰とか久しぶりに読もうかなー!とちょっとだけ気合い入った。「一冊の本をどれだけ吸収できたかがポイント」「 「マイ古典」にしなければ意味がない」2017/07/14




