内容説明
“言論界の武闘派コンビ”佐高信と佐藤優がそれぞれの「実戦」を振り返りつつ喧嘩論を披露。喧嘩とは「強い者」への挑戦であって、決して弱い者イジメのものであってはならないとする二人。本書は、●猪瀬直樹前東京都知事との仁義なき戦い、●佐藤優VS.検察、●権力者を嗤う、●「特定秘密保護法」問題の正しい読み方、等に触れ、避けられない喧嘩にはどう対処したらいいか、勝つためにはどう戦ったらいいのかを伝授する。
目次
第1章 猪瀬直樹との仁義なき戦い(東京都民四三四万票を背景に実力を超えた喧嘩を売る男 ヘーゲルの「悪無限」に重なる猪瀬の空回り ほか)
第2章 佐藤優VS検察(「聴聞」という「踏み絵」から始まり、三度目には検事から「健康に注意して」 国家権力が「個人情報保護法」成立に熱心だった理由―「あの法律があれば俺は捕まらなかった」という鈴木宗男さんの危ない指摘 ほか)
第3章 喧嘩の技法(対立と矛盾―喧嘩には敵に自分が鍛えられるみたいな部分がある 喧嘩の技法=サイドステップ―池上彰は、常識的な感覚から角度をずらすというところが面白い ほか)
第4章 喧嘩の勝ち方(安倍総理を軽く見ているとだんだん力がついて制御不能になる 喧嘩の勝ち方=利権と名誉―自分で飲ませて女をあてがい、後でそれを揺さぶる田中角栄は品が良くない ほか)
第5章 「特定秘密保護法」問題の正しい読み方(「特定秘密保護法」成立のポイントを見誤るな―注意しなければいけないのは日本版NSC 政治の世界の基準は好きか嫌いではなく、味方か敵か―「佐高信=ストーカー」を声高に唱える曽野綾子の論理矛盾 ほか)
感想・レビュー
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