扶桑社BOOKS<br> 名著で読む世界史

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名著で読む世界史

  • 著者名:渡部昇一
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • 扶桑社(2013/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784594069445

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内容説明

歴史の洞察力を高める13冊。グローバル時代を生き抜くための知恵!
(1)ヘロドトス『歴史』――人間の歴史は伝説に始まる
(2)トゥキディデス『歴史』――演説で浮かび上がる歴史の真実
(3)カエサル『ガリア戦記』――ローマ帝国最大の遺産とは何か?
(4)タキトゥス『ゲルマーニア』――現代日本人に対する警告の書
(5)塩野七生『ローマ人の物語』――歴史作家の最高の資質とは?
(6)ドーソン『ヨーロッパの形成』――「暗黒時代」は「最も創造的な時代」だった!?
(7)マキアヴェッリ『君主論』――君主に求められる資質と振る舞いとは?
(8)クラウゼヴィッツ『戦争論』――「戦争とは何か」をきわめた哲学
(9)渡部昇一『ドイツ参謀本部』――リーダーと参謀、政治と軍隊の教訓
(10)シュペングラー『西洋の没落』――現代でも色褪せない優れた歴史的洞察
(11)チェスタトン『アメリカ史』――中世がない国には騎士道もなかった!?
(12)マコーリー『イングランド史』――歴史の登場人物とともに叫んでだ歴史家
(13)ベロック『The Jews』――世界史の中のユダヤ人を予言した書

目次

第1章 ヘロドトス『歴史』
第2章 トゥキディデス『歴史』
第3章 カエサル『ガリア戦記』
第4章 タキトゥス『ゲルマーニア』
第5章 塩野七生『ローマ人の物語』
第6章 ドーソン『ヨーロッパの形成』
第7章 マキアヴェッリ『君主論』
第8章 クラウゼヴィッツ『戦争論』
第9章 渡部昇一『ドイツ参謀本部』
第10章 シュペングラー『西洋の没落』
第11章 チェスタトン『アメリカ史』
第12章 マコーリー『イングランド史』
第13章 ベロック『The Jews』

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Gotoran

33
国内外の歴史に造詣深い渡辺昇一氏が紹介する13冊の欧米の歴史書。渡辺ッ流の紹介が抜群に面白い、縦横無尽の豊富な知識に圧倒される。歴史的背景、その本が綴る歴史観を考察しつつ、その核心を的確に捉え、かつ平易な言葉で解説。紹介本、全てに当たってみたくなる。まずは、現代でも色褪せない優れた歴史的洞察のシュペングラー『西洋の没落』(読みたい登録済)、中世がない国には騎士道もなかったチェスタトン『アメリカ史』から。世界史の中のユダヤ人を“予言”した書のベロック『The Jews』は読みたくも訳書なし逡巡! 2014/05/16

KAZOO

23
欧米の歴史に関する、古典といわれている本を紹介してくれています。わかりやすく書かれており、読みやすさがあります。ただ私にはこの中の本は最後の2冊の本と塩野さんの本を除いては読んできたものばかりです。著者の書かれた本もご愛嬌で入っています。ほとんど訳本があるようですが、最後のはないようなのでそのうち原書を探そうかと思います。2014/08/18

TheWho

10
歴史の大家でもある渡部昇一が選んだ13の歴史書の名著を踏まえて、その書かれた時代背景や著者の歴史観・思想などを言及しつつ知識としての世界史ではなく、歴史の中で「革命的な知の光」を示し語る一冊。時代としては、古代ギリシャのヘロトドスの「歴史」から始まり、近現代史のベロックの「ユダヤ人」、シュパングラーの「西洋の没落」まで欧米の歴史をカバーしている。選著には、塩野七生の「ローマ人の物語」や著者本人の「ドイツ参謀本部」も含まれ一般的な世界史とは一線を画す面白く、お勧めの一冊です。2013/12/19

ZEPPELIN

8
欧米の歴史を知るための13冊。「ローマ人の物語」は読んでる最中だからいいとして、気になったのはベロックの「The Jews」。いまだに何かあればユダヤの陰謀だロスチャイルドの計画だのと言われる裏には何があるのか。特に日本人にはベニスの商人やホロコーストといった線ではなく点でのユダヤの歴史しか知る機会がないので、こういった本には大いに興味をそそられる。グローバル化とはユダヤ化であるという考えも、決して理由のないものではない。それが良いかどうかは別として。それにしても渡部さんの知識量にはいつも驚かされる2015/09/20

Masakiya

7
「歴史家は偏頗でなければならない」 セシル・チェスタトン 『アメリカ史の真実』。ちなみにこの本は中学教科書「新しい日本の歴史」と同じ発行元。それはともかく13冊の本が紹介されていて、以下気になったテーマ2つ。バイキングの活躍が、キリスト教と騎士道を文化の核とする、西ヨーロッパ形成の推進力となったと主張する『ヨーロッパの形成』(ドーソン)。「戦争は政治の延長」クラウゼヴィッツ『戦争論』と『ドイツ参謀本部』渡部昇一で関連付けられる政治的リーダーとシビリアンコントロールの問題。2016/03/06

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