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内容説明
世界各国の貿易船が大海原を行き交う大航海時代。世界中の商売人達が往きかうこの街まで一人辿り着いた異国の青年が、仲間となった武器商人などの協力を得ながら、簿記と商売をひとつずつ学び始める……。ストーリーを読んで楽しみながら、会計の基礎知識が学べます!
目次
第1章 貸借対照表と損益計算書は、点と線で考える―簿記の概論(B/SとP/L)
第2章 仕訳がお金の流れを「見える化」する―複式簿記・勘定科目・仕訳
第3章 取引はどの段階で発生する?―商品売買(売掛金・買掛金・値引返品)
第4章 簿記における「現金」は2つある―現金と当座預金・資本金と借入金
第5章 約束手形は売掛金とどう違う?―約束手形・貸倒引当金
第6章 会社はなぜ儲かるのか―費用と収益の認識(経費・売上原価・減価償却)
第7章 貿易船を買うなら銀行借入と新株発行のどちらが得か?―株式会社と有価証券
最終章 簿記の数字はすべて繋がっている―決算書
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
烟々羅
7
第7章に書かれた、航海者と出資者のはなしが良いからと買った。全部で8章あるうち、そこしか勉強にはならなかった。 単純明快にして簡潔で、肩がこらない娯楽本を買ったと思っておこう2014/01/18
清作
6
簿記初心者のためのファンタジー。本書を読んで『会社のしくみは簿記で9割わかる』かどうかはさておき、何となく簿記をやる意味はわかる。2014/02/24
tieckP(ティークP)
4
こんな題名の本を普段なら手に取らないのだが、開いてみたら簿記を説明しつつ展開されるトンデモ系のなろう系小説でびっくりする。簿記の第一歩の説明としては意外と、「とにかく覚えるべき」と他の本で跳ばされたりする三分法の説明がちゃんとされていたりして素直に学ばされた。小説としてのツッコミどころは多いので一部後述するが、一応、オチは簿記の重要性で冤罪が解かれて締めくくられるので、「公認会計士なら多少の世界史的常識はあるだろう」と先入観を持たずに、高校生が楽しく書いてるんだろうと思って読めるならわりとお薦めできる本。2019/08/27
ほぺむ
4
簿記の用語を軽く覚えるとっかかりとして良いのでは。物語の中でサラサラ出てくる。参考書を開くのは抵抗のある人も、これを読んだ後ならあの事かー、という感じで入っていけそう。物語では謎がまだ残っていて、続編もありそう。2013/12/21
Takeshi Sato
2
大航海時代を背景にしたファンタジー系。簿記の説明はとっても簡単に示されている。簿記を勉強しだす人には最適か。ただ、実務との関係性がないからか、すらっとは頭に入らなかった。ちょっとした小説物として読破。2013/10/30