文春新書<br> 憲法改正の論点

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文春新書
憲法改正の論点

  • 著者名:西修
  • 価格 ¥817(本体¥743)
  • 文藝春秋(2013/11発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784166609291
  • NDC分類:323.149

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内容説明

戦後長らく、憲法議論は主に第9条をめぐる問題、いうなれば「自衛隊は合憲か否か」に終始してきました。しかし湾岸戦争や9・11以降、安全保障の問題意識は急転換しました。同時にこの間、環境やプライバシーなど「新しい権利」も生まれています。本書ではそうした社会情勢の潮流も踏まえ、世界の憲法動向に精通した憲法学者が、21世紀の日本にふさわしい憲法のかたちを分かりやすく提示。この1冊で“護憲vs改憲”論議に終止符を打ちます。

目次

第1章 憲法学者が日本を亡ぼす?
第2章 世界の憲法比較から見える日本国憲法
第3章 日本国憲法誕生の内幕
第4章 刷り込まれた護憲意識
第5章 安全保障法制の再構築に向けて
第6章 「この国のかたち」としての憲法
第7章 ここだけは改めたい―『改正要綱』の作成を通じて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

めっかち

3
 世界の憲法や憲法成立史などは興味深い。ただ、西修氏の改憲案には問題あり(女系天皇容認や健全財政についてなど)。近年、改憲が現実的になってるから、一読の価値あり。2022/02/17

kumonosuke

3
大半の憲法学者が護憲派だという。新憲法制定時の精神が占領軍による日本が二度と刃向えないように武力を持たないようにすること、精神的にも反抗精神を起こさないことだと思う。その後、冷戦状況となり日本も自衛隊を持ったが、その際改憲せず、憲法解釈、国連憲章により武装を”合法化”してきた。現状に全くそぐわない内容の憲法は修正すべきと考える。一番は自衛隊を軍隊と認めることだと思う。2014/05/23

void

3
【★★★★☆】比較憲法を交えた改憲案提示。辻村みよ子もセットでどうぞ。著者とは考えが異なる故に刺激的だった。特に強調しているのが、制限規範(立憲主義)としてだけじゃなく国のカタチとしての憲法ということ(国家という実体、歴史伝統)。96条改憲規定問題は、水平比較だけでなく、内部差比較(各国ごとの、法律その他と改憲との硬性度の開き具合)も知りたくなった。 それにしても伝統文化を「固有」とか「独自」で形容するのが好きだなあと(138頁みると他国憲法ではその形容に対応するものはあんまないのかな)。2014/02/27

にゃんかぶ

2
現在改憲勢力が2/3以上になった。米GHQが日本国憲法を作成した経緯や発議者へのインタビュー、また問題点など様々書かれてある。憲法9条は大きな争点なのだが個人的には「個人の尊重を重視し家族が蔑ろにされている点」「外国人参政権を認めない点」についての憲法改正の論点が書かれてあることに目が行った。外国人参政権は東京武蔵野で問題になったばかりであり、各地方で幾度ととなく浮上している。中国人の移住政策により日本が危機に陥る為憲法に記載するのも頷ける。2021/12/02

編集長

2
改憲派の本です。大切なポイントが網羅されていて教えられる点がく、書きっぷりにも好感が持てます。憲法の役割は国の権力を縛ることにある、という通説に対し、それは絶対王制からの解放を目指した時代の古い考え方であって、現代の憲法は、国民がどんな国をつくっていくかの基礎となる法体系とみるべきである、という考えには同意します。しかし、いまの社会状況と改憲勢力の言動を考えると、とても改憲という気分にはなれません。改正してもよさそうな点があることは認めますが、メリットとデメリットを比較して私は反改憲です。2013/09/27

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