ジョンブルとアンクルサム―イギリス英語とアメリカ英語

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ジョンブルとアンクルサム―イギリス英語とアメリカ英語

  • 著者名:野村恵造【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 研究社(2014/05発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784327490225

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内容説明

英語の2大変種であるイギリス英語(全10章)とアメリカ英語(全30章)のそれぞれの国内の地域差・階層差、および、イギリス英語とアメリカ英語の関係史について、章ごとに一つのテーマにしぼり、単なるエッセイではなく、専門的にならないよう配慮もしながら、英語学習にプラスとなる情報を盛り込んだ読本。Daily Yomiuri (2013年4月より The Japan News に紙名変更)で好評連載のコラムの単行本化。

目次

イギリス英語(口を開けばお里が知れる クールなコクニー アンチ・ロンドン なまりを格付けすれば 紳士の養成 ほか)
アメリカ英語(僕はトマートウが好き 山高帽と下着 絶滅の危機 「ぶぶづけ」の言語学 伝統の味 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サアベドラ

9
イギリス英語とアメリカ英語の違いとそれぞれの多様性をテーマにした新聞コラムの書籍化。著者は東京女子大の准教授。全50章のうちイギリス英語が10章しかないのに対し、アメリカ英語は40章も割り当てられており、内容のほうも前者がジョン・ハニーの訳書からのネタが多くて少々退屈だった一方、後者は真新しい情報(大統領の英語の変遷、黒人英語やハワイ英語、チカーノの特徴など)が多く、楽しめた。新聞連載という形式のためか学者というより新聞記者のような書き方で、各章短くまとまっているのでコーヒーブレイクに気軽に読める。2016/12/27

Koning

9
The Japan News紙(former The Daily Yomiuri)連載のコラムA Window on Englishを元にした英語の多様性を知ってもらおうという随筆。タイトル通りBritish English(RPなわけだけど)とAmerican English(GE)を比較するだけでなく、RPではないBritishの多彩な方言であるとか、均質的なアメリカでも地域、社会階層による方言があるよとか、紹介してくれてます。2013/07/13

Shoko Chiba

1
イギリス英語とアメリカ英語に関し、その違い、方言、スタンダードについて、歴史的背景や現状の説明を交えて解説。標準イギリス英語RPを身に付けるための勉強の一環で手に取ったところ、カバー範囲の広さゆえ目的達成とはいかなかったが、著名人の発言や映画・音楽の引用を多く含み、ウィットに富んでいて、全ての章がそれぞれ非常に興味深かった。2016/02/18

bvbo

1
イギリス英語とアメリカ英語について。アメリカ英語がイギリスより古い、というのは説明を聞いてみるとそういうものか、と。日本も共通語で悩んでいたが、海外も、ですよね。アメリカ英語部分がボリュームあった。☆☆☆2015/12/15

wang

1
英語と一口に言っても決して一通りではない。イギリスで話される英語とアメリカで話される英語は共通点は非常に多いが、発音・文法・単語・綴りなどで多くの違いがある。色々な観点でその違いを浮き彫りにする。が面白いのはイギリス英語であっても地域差階級差の違いが大きい点、時代によっても様々。聞く人はその違いでどうしても話者の人物を評価してしまっている。アメリカも同じ。南部と北部、ニューイングランドとカリフォルニア。ハワイ、黒人、ヒスパニック。何を教え何を正しいとすべきなのか。英国のPRや米国のGAにその苦労がある。2015/12/11

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