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内容説明
ちんぷんかんぷんだった経済ニュースが、スラスラわかるようになる!
テレビでおなじみの人気エコノミストが、話題の「アベノミクス」をとことんかみ砕いて解説。
「アベノミクス」は日本経済復活の切り札とも、破滅への第一歩とも言われていて、
実際のところどうなのかよくわからない人も多いのではないでしょうか。
本書は、そんな人のために書かれた、
いま日本経済に起きていることの本質がよくわかる、究極の「日本経済入門書」です。
「給料はいつ上がるの?」
「円安は良いことなの?」
「株はなぜ上がったの?」
「国は財政破綻しないの?」
「暮らしは本当に良くなるの?」
といったギモンも、本書を読めばスッキリ解決します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
黒頭巾ちゃん
14
庶民財布が潤うのは2-3年後としています。それまで今の政権があり、社会が激変していなければですが(~_~;)アベノミクスは米などが15年前に実施して経済復興した政策です。だから、「よくなる」という結論付です。ただ、15年前の米よりもデフレは厳しく、また国民性も違うのでアベノミクスの金融政策が日本に合致するかは賭けだと思います。なので、「壮大な実験」と言っているのです。実験には失敗があるので、その場合は、取りやすいところの会社員から取ることは明白です。日本は真似大国なのです(笑)2013/05/08
Natsuko
13
図書館本。イベント棚は、普段まず読まないものに手を伸ばす機会になっている。今年のオリンピックから遡りニュースの見出し形式で「○○年の出来事」を表す本を並べているが、アベノミクスは2013年。時の流れの速さに唸る。デフレの正体、原因、金融政策、量的緩和策、インフレ目標…経済について本当に何も知らない私でも読みやすかった。(理解はともかく…)最終章には「2~3年でデフレは終わり日本経済は復活」とある。まさか2020年、予期せぬ疫病で経済が世界的に混乱することになるとは…著者のその後の経済論も読んでみたい。2021/11/06
壱萬参仟縁
12
本屋でみて気になっていた本。重要箇所はゴシック太字で、拾い読み可能。表紙折り返しの帯や56頁に、一目で図解があるので、これが鳥瞰図となって3本の矢の位置づけが理解可能。消費税が5%になってから、賃金は漸減しているというのは事実である(厚労省データ21頁)。名目GDPも漸減(内閣府データ37頁)のため、豊かさを享受できない。期待するだけで、経済が動く、というのは、ムードや気分でどうにでもなりそうな、錯覚を与えるが、いかがだろうか(97頁)。懐具合ではないかな? 予算線があるんで。TPPでモノ余りで困るかな。2013/07/27
たる
11
今更だけど手に取りました。 ゼロ金利の中で金融政策が有効なのか(流動性の罠)。 だが、現実では全く違う現象が起きている。 それを打開するのは先行きに対する「期待」 理屈で説明できないところがおもしろい2015/07/12
ほじゅどー
10
★★★30分で読めた。デフレ脱却の必用性は同意できるが、その他の仮説は疑問が残る。例えば、株価が上がってから3ヶ月遅れで企業の売上高が伸び、2013年3月か4月に残業代が増える。その3ヶ月後の6月か7月に雇用者数が増える。次にボーナスが増える。そして2016年位から給与が上がると言うが。。。2013/07/07