一億人に伝えたい働き方 - 無駄と非効率のなかに宝物がある

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一億人に伝えたい働き方 - 無駄と非効率のなかに宝物がある

  • 著者名:鶴岡弘之
  • 価格 ¥699(本体¥636)
  • PHP研究所(2012/06発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569805924
  • NDC分類:335.21

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"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

「無駄と非効率のかたまりのようなカメラ店が、大手家電量販店を凌駕する」「産みたて卵に開店前から行列」「ジャンボジェットでも大丈夫!絶対にゆるまないネジ」―三年にわたる日本各地の取材のなかから独創的な商品、サービス、経営手法で業績を伸ばした十一の会社を厳選して紹介。
経営戦略の事例集としてだけでなく、自分もこのように働きたいという「幸せな働き方」の教科書として、万人に読んでもらいたい一冊。
強い思いや信念に基づいた仕事への取組みは、規模に左右されない経営の真実を生む。

目次

第1章 顧客とまっすぐに向き合う(喧嘩上等のカメラ店が「ど素人」に教わった商売の極意―サトーカメラ 大型店舗に車の行列!日本海からやって来た「規格外」の魚屋の秘密―角上魚類 産みたて卵に開店前かに行列―コッコファーム 繊維から土木へ転身、「本当の商売」をしたかった)
第2章 最高の品質を追求する(二十年かけて売り上げを一〇倍にした町工場―ミヤジマ 「一点突破」だから世界一になれる―ともえ精工 経営に脈打つ「世界一の職人」の教え―斎藤金型製作所 新幹線もジャンボジェットも大丈夫! 町工場で生まれた「ゆるまないネジ」)
第3章 幸せをみんなに届ける(贈り物になるふわふわトイレットペーパー―望月製紙 知的障害者が人生を教えてくれる工場―日本理化学工業 「アホか」と言われたイベントに家族が涙する理由一度訪れるとファンになってしまう洋菓子店―菓匠Shimizu)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハッシー

82
★★★☆☆ 独創的な商品、サービス、経営手法で業績を伸ばした11の会社を紹介した本。効率化の真逆を行く戦略で業績を伸ばす会社など、世間の一般常識とは逆張りをすることで成功した事例なので、この本を教訓にして事業を行うのは相当リスクが高いと思われる。ただ、著者があとがきで述べている通り、紹介されている全ての経営者が謙虚に学ぶ姿勢を大切にしていたとのこと。日々のあらゆる出来事や人との出会いを学びの機会にすべきというのが、この本から得られる一番大事な教訓だと思う。2019/04/21

みゃーこ

18
幸せを届けるケーキ屋さん、知的障害者の雇用を積極的に行いながらビジネスとしても成功をおさめる企業など、働くことに夢を感じることができる元気になれる内容だった。人間の幸せは、人から愛されること、必要とされること、ほめられること、役に立てること、の四つだという。4つの幸せのうち3つが働くことで得られる、とある。そんな仕事を作り、働いている、彼らは幸せだ。2012/09/29

Shuhei Amaya

5
タイトルはちょっと大げさすぎるかな。この本で取り上げられた中小企業は、ほぼすべて世襲で続いている会社。あとを継いだ人がどうイノベーションして会社を発展させているか。勉強になったところもあった。2012/07/11

さくらぱぱ

4
栃木サトーカメラ、一言で言うと効率を求めない店、客が納得するまで話を、人はなんのためにカメラを買うのか、思い出をきれいに残すためなんだろう。徹底的に客の立場にたつ、おばちゃんや小学生からも学ぶ。◆スゴイ会社ですね、お客様の立場にたって、を浸透させ、実現させている、簡単な事ではないです2019/01/27

kinsan1019

3
それぞれの企業の、イノベーションのキーワードは参考になりました。2012/07/18

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