内容説明
本書は「学びの塔」である東大の総長を務め、かつ政治思想史の碩学で政治という「歴史の中で人間を動かす学問」を研究と現実とで行ってきた著者が、長年の教育実践をもとに、福沢諭吉、アリストテレス、ヘーゲルやマルクスの知の軌跡に分け入りつつ示す、「勉強」を超えて到達する「学び」の境地。旧来の常識や手本を学び、それを超えて自由になることは、人生の可能性を大きく切り開く。
目次
第1章 東日本大震災と「学ぶ」ということ―「想定」の呪縛
第2章 『学問のすゝめ』から「学び」を読み解く―「学び」の歴史的定式化
第3章 変革の武器としての「学び」―「変えられないもの」を「作り変えられるもの」に
第4章 「学び」の四段階―「勉強」で到達できないもの
第5章 何を「学ぶ」のか―学ぶ人のあり方
第6章 「学ぶ」ことの可能性と限界をめぐって―真の「学び」は「可能性の束」として現実にこだわること
第7章 専門性と「学ぶ」こと―プロフェッショナルの魂を求めて
第8章 政治にみる「学び」の姿―「学ぶ」ことに終わりはあるか?
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