志を育てる―リーダーとして自己を成長させ、道を切りひらくために

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志を育てる―リーダーとして自己を成長させ、道を切りひらくために

  • ISBN:9784492044483

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内容説明

●歴史的に見ても、多くの偉人が志を持って生きていくことの重要性を解いてはいるが、志とは何なのか?それはどうやって育まれるものなのか?等について言及されたものはほぼ見当たらない。
●グロービスも志の涵養を謳ってはいるものの、具体的な方法論などについて議論することは今のところできていない。探し続けることが重要というメッセージに留まっている。
このような問題意識の中、30名近い、様々な分野で活躍する人たちにインタビューをする中で見えてきた、「志が生まれ、育っていくプロセス」に関する調査結果を書籍化することを通じて、志を探す意識の高い層への刺激(どうやって「志」を見つけた人が多いのかという情報を通じて自らを振り返る)とヒントを与えたい。
【主な内容】
第1章 「志」とは何か

第2章 志醸成のサイクル

第3章 志のサイクルに影響を与える要素

第4章 志の成長の方向性

第5章 事例編

目次

第1章 「志」とは何か(「志」という言葉が意味するもの なぜ志を抱いて生きることが重要なのか 本書のベースとなった研究の概略)
第2章 志醸成のサイクル(志の醸成サイクル概観 五つのフェーズの詳細)
第3章 志のサイクルに影響を与える要素(場所の変化 情報の入手、事件との遭遇 人とのかかわり 一定期間の経験 哲学や思想・宗教との出合い、教育機関での知識・スキルの習得)
第4章 志の成長の方向性(自律性の定義 社会性の定義)
第5章 事例編(知識賢治氏(株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ代表取締役社長)
秋山をね氏(株式会社インテグレックス代表取締役社長) ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

黒頭巾ちゃん

23
「志」とは個人の「理念」です。それを掴むステップがあります。まずは、「与えられた仕事をしっかりこなす→完遂後に客観視→自問自答」ここまでなら自分次第です。その先にそのような仕事につけるかどうかは、「志」の強弱ではなく「人が持ってきてくれるかどうか」です。事例の人たちは、グロービスの顧客企業や受講生でグロビースの宣伝にすぎません。受講生の誰も“起業していません”!唯一共感できたのは、「NPOボランティアでの起業された方」です。他の方は待遇にも恵まれているので、起業を目指す方にはお勧めできません。2013/12/12

手押し戦車

16
志とは自分自身が持つ事が出来る力。志は周りの人が決めた価値観ではなく、自分が強く信じ信念として持ったときに志が持てる。自分の志を持つ事により物事に取り組んだり、生活してるときも常に志を育てて行くことで大志をいだけるようになる。自分の最初の信念が土台になって行くことで志に磨きがかかり心の底から熱意が出てくるようになる。人は自分では気が付かない志を持っている。静かにして自分自身に耳を傾けたときに無意識の時に聞こえて来る声が自分の志とセルフイメージになる。自問自答で志を理解し土台を改良したり強化して大志になる。2015/04/27

y

9
志という抽象的と思われやすいものをテーマにした本。志は終焉することもある。何となく学生→社会人になっていって、志って一度しか現れないものかと漠然と思ってた。これからもキャリアを切り開いていきたいとおもった。去年一昨年と力を入れてきた、英語読書、これをもとに私は次どういうアウトプットを出したいのか?人生で何を成し遂げたいとかを考えたくなりました。 2019/01/01

帯長襷

8
1回読んで終わりというよりは、何かターニングポイントが来た時に「今自分がいる場所はここだな」と確認するための本かも。やる気満々の時期と、目標を見失っているとき、自問自答する時期など、一人の人でも常に考えや行動のサイクルがある。志と言うと仰々しいかもしれないが、部活動でも受験でも、なんでも小さな目標と達成、次の目標探しをすることを考えれば、みな自ずと無意識にでもやっていること。それを意識的にやれば効果も大きく悩みの解決も早いかもね、と言えるか、な?2019/03/17

ずみたろう

5
一定の期間、人生をかけてコミットできるようなこと(目標)を志と定義する。 自らの意志として、何を成しえたいか? ・あるきっかけで目標を持つ ・達成への取り組み ・取り組みの終焉 ・客観視 ・自問自答 ・新たな目標の設定 志は自律性を高めながら成長する 志は社会性を高めながら成長する 今取り組んでいることに、一定期間人生をかけてコミットできるなら、迷わず進んでいいのではないか。小志に向かうことが、大志へとつながる。2022/11/23

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