メディアファクトリー新書<br> 江戸めしのスゝメ

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メディアファクトリー新書
江戸めしのスゝメ

  • 著者名:永山久夫
  • 価格 ¥814(本体¥740)
  • KADOKAWA(2012/11発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784840142793
  • NDC分類:383.8

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内容説明

京都までの約500kmを15日で踏破した江戸の人々。その健康を支えたのは豆腐に小魚、たくあんに米と、つましいながら理に適った食生活だった。現在では世界各国から注目を浴びる和食のルーツである江戸時代の食の内容とその効能を余すところなく紹介する。健康で楽しく、生活が自然と正される江戸めしのスゝメ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinupon

79
今でも残っている江戸めし、今ではもう無くなってしまっている江戸めし。ただ、確実に健康には良いと思う。2016/09/22

トントンみん

5
結構知っていることもありました。でも、どの料理も美味しそうです。最後にのっているたまごふわふわは泡立てさえ頑張ればすぐにできそうです。2018/09/27

マカロニ マカロン

5
個人の感想です:B。江戸時代日本の人口は3000万人。その内の8割が農民で国民一人当たり1年に150kgの米を消費することができ、元禄以降江戸の庶民は下級階層の者まで1日3度の白米食が当たり前になった。と書かれているのだが、その一方で昭和初期の農村ではクズ米5:麦5の茶色いご飯を食べていたところも多く存在した。江戸期は小氷期に当たっており冷害も多く、著者が言うように本当に白米食が普及していたのか?とちょっと疑問な部分も感じた。豆腐味噌納豆濃口醤油など現在の食生活に近い和食文化が始まったのも江戸期らしい。2013/11/13

びっぐすとん

4
108円本。日本人が100%自給自足で、しかも化学調味料など一切使ってなかった江戸の頃の食事が体にいいという趣旨。確かにそうだろうなー。今より医療は劣っていて、住宅・衛生環境だってよくないのに、それでも元気に過ごしてたんだから、食事の影響は大きいだろうな。理屈は納得。江戸町民が白米を食べてたのは有名だけど、地方農民も食べていたなんてしらなかった。農民は食べられなかったものだと思ってた。一汁三菜、味噌汁の具は三種類、わかってるけど毎日摂るのは大変だ。「玉子ふわふわ」名前もかわいいし作ってみたい。2016/11/16

韓信

4
雑穀と大豆食品中心の農民の食事から、元禄以降の白米の流行と外食産業の隆盛による多彩な町人の食事、旬の食事と、「江戸めし」の歴史と効能を説く。町娘が愛した「芝居、こんにゃく、いも、かぼちゃ」や、独身男の需要を満たす鮨などのファストフードと、現代とも共通する江戸の食生活の趣向や、それらが生まれた背景の蘊蓄が面白く、読んでいて腹が減る。当時の食事や調理方法を栄養学的な見地からみて合理性を説明しており、今後は納豆や糠漬けすらも見る目が変わりそうだ。付録のレシピもうれしい。玉子ふわふわとねぎま鍋は今度作ってみよう。2016/07/15

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