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内容説明
東日本大震災の大津波さながらの「債券バブル崩壊」の大波が、一瞬にして日本全体の市民生活を飲み込み、全てを灰塵に帰してしまう日が近い将来必ずやってくると警鐘を鳴らしているのが、本書の著者である清水洋氏。最悪のシナリオを予想して、その対策を提唱する氏は、こう警告します。
「格付けの低下は国債への信用が低下したことを意味している。次の局面では必ず金利が上昇する。日本ではいずれハイパーインフレが起きることは間違いない。デフレ期は無策が最大の資産防衛だった。ところがインフレ期になると、無策では資産を失うだけだ。インフレ基調になって最大の問題は、日本の国家予算が組めなくなること。国と自治体で1000兆円と言われる借金の金利が5%に上がれば、年間の返済額は50兆円。今ですら92兆円の国家予算のうち55兆円が国債や埋蔵金なのに、さらに50兆円の返済が加わったら国家は維持できない。そうなると、国債を支える「ゆうちょ預金」がちゃらになる可能性がある。つまり国家は国民の生命と財産を守ることができなくなる」
これまで各時代に即した資産防衛を自ら実践してきた著者が、来るべき債券バブル崩壊の時代に、どんな対策が必要なのか、どう生き延びればいいのかを具体的に説く、「日本国民必読の書」です。
目次
第1部 巨大震災後の日本経済はどうなる?―債券バブル崩壊からハイパーインフレへの流れ(「円安トレンド」が引き起こす現象 債券バブルが「崩壊する」とは、どういうことか 「ハイパーインフレ」の脅威 ほか)
第2部 では、どうすればいいのか?Part.1―個人でとれる緊急対策法(預貯金編 不動産編 自己実現編 ほか)
第3部 では、どうすればいいのか?Part.2―中小企業経営は大胆な再編成で(決断した日から再生へ向かう 不良債権化した不動産の任意売却と債権の償却 会社分割をして債務のない体質にする)
感想・レビュー
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yamaneko*