記憶の整理術―忘れたい過去を明日に活かす - 忘れたい過去を明日に活かす

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記憶の整理術―忘れたい過去を明日に活かす - 忘れたい過去を明日に活かす

  • 著者名:榎本博明
  • 価格 ¥679(本体¥618)
  • PHP研究所(2011/07発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784569796680
  • NDC分類:141.34

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内容説明

記憶はどこにあるのか?記憶違いはどうして起こるのか?かつて心理学の世界でも、記憶が過去の記録であるかのように扱われてきた。
今や、記憶の見方は一八〇度変わった。
私たちの過去は、「今、ここ」にいる自分自身の心の中にある。
自分の視点が変われば、過去も変わる。
過去の記憶を整えることで、未来予想図も変わる。
人生、困難なこと、辛いことがいろいろあるものだ。
そんなときどう考えるかで、人間の幸不幸、飛躍か後退かが決まってくる。
快適な人生を手に入れるための「記憶の超整理術」。

目次

1章 記憶は過去の記録ではない
2章 未来予想図と前向きな記憶
3章 記憶の良い人、悪い人
4章 記憶違いはどうして起こるのか
5章 物忘れや記憶のスレ違いを防ぐために
6章 忘却の構造
7章 発想の宝庫としての記憶

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

58
認知心理学の入門書として読むのに良いかもしれない。人間は、自分が都合のいいように記憶を書きかえており、プラスにもマイナスにも自分の心理状態を向けられる。2016/01/21

uD

17
榎本先生の書籍は3冊目なので、大まかな考えや主張は理解できてきたような気がします。 過去も未来も「今、ここ」にいる自分の心の中にある。特に過去の記憶を前向きに整理することで、幸せな未来をを手に入れられますよ、というのが本書の主旨でした。 個人的にホットなテーマだったのが、ドラッカーに関する記述です。ドラッカーは、基本的に「自分を変えるよりも、自分の強みを活かせるよう仕事のやり方を変えよう」という考えですが、その際に重要なのが自伝的記憶。 自分の価値観に沿った人生・キャリア設計を今一度考えていきたいです。 2019/01/04

とふめん

10
www.tohumen.com 記憶に関する書籍2冊目 記憶力や物忘れの謎を解説。精神分析の実験や用語も載っていて勉強になる。 覚えたてあとの睡眠の重要性を知った。 記憶と感情の関連深さも説得力があった。2021/07/26

10
リミテッドにて ●楽観的な人は落ち込みにくく、意欲的に取り組む。成果をあげやすく病気にもかかりにくい ●悲観的な人と比べると過去の解釈が違う ●どう意味づけ、どう対処するか ●最初の記憶は平均3歳くらいから ●思考回路や価値観に馴染まないことは定着しにくい ●先入観が記憶に混入することも ●心が動かされると忘れにくい ●覚えたら寝る ●掘り起こさないと埋もれる ●話す。本、映画は潜在記憶を刺激 ●過去には立て直すヒントが ▷過去の経験をいかに利用するか。豊かな人生の為にも必要だろう2019/11/25

スリーピージーン

7
記憶力を高めようとか、記憶容量を増やそうとかそういう意図ではなく、記憶とは本来どのような性質のものか、それを活用してよい未来を築くにはどうするかという趣旨。例えが多くてとてもわかりやすく、また親切に各章のポイントまとめまで添えてある。とくに目からウロコが落ちた!というような目新しいことはなかったけど、自分の考え方、記憶や思い出を無意識に活用していることを再認識できた。副題の「忘れたい過去を明日に生かす」というのがこの本の根幹かもしれない。2014/06/15

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