文春文庫<br> 妻と罰

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文春文庫
妻と罰

  • 著者名:土屋賢二
  • 価格 ¥488(本体¥444)
  • 文藝春秋(2014/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 120pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167588120

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内容説明

世の中には、様々な「罰」がある。とりわけ妻のそれは恐ろしい――。「女は不純だ」「あなたも家なき子だ」「神経の太さ比べ」「あきらめる方法」など、真理を追究する哲学者として、虚構を排し事実のみを記してきたツチヤ先生が、日本の文化の成熟を願いつつ読者に贈る珠玉のユーモアエッセイ集! 週刊文春長寿連載「ツチヤの口車」シリーズ第3弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネギっ子gen

69
ツチヤ版「悪妻論」の集大成。哲学の祖・ソクラテスに倣い、稀代の哲人も悪妻を有す。悪妻の恐ろしさは『ヨブ記』で知るべしと。「義人ヨブが試練で神を呪うか」を悪魔と賭けた神が、ヨブを過酷なる苦難に陥れた話。財産・子どもなどヨブはすべて失った上に、自身は重い皮膚病で苦しむ。そのヨブに唯一残されたのが、妻だった。神がヨブを気の毒に思ったからではない。妻はヨブに言い放つ。「こんな酷い目に合うくらいなら、神を呪って死になさい!」と。師も同クラスの試練を――※本書の内容とレビューに不一致があることをご了承ください。てへ。2024/01/20

pdango

52
★★★☆☆何も残らないけど、気軽に楽しく笑える。ウケ狙い過剰に感じるところもありつつ。2018/06/15

優希

44
恐妻家土屋の顔が見られました。自虐ネタは健在ですし、何を書きたいかは殆ど見られないのにどうしようもなく面白いです。ふざけているような文章から固定観念を拂拭してくれるのもいいですね。肩の力を抜くのに丁度いいです。すっかり味をしめてしまいました。くだらなさにニヤニヤしながら読んでしまいますね。2014/09/29

まめ@暫くイン率落ちます

38
面白かった!途中途中で吹き出しそうになってね、家で読んで正解。電車で読んでたら変な人と勘違いされそう。普段笑うという事があまりないからこうして笑わせてくれる本は有難い。また哲学も難しく捉えなければこんなに身近に感じることができるんだなと思った。2019/04/24

やてつ

31
肩の力を抜くには最適な土屋先生のエッセイ。電車に乗ってる時等のちょっとした時間に読むのが丁度いい。2014/01/25

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