監察医が書いた 死体の教科書 「8何の原則」が謎を解く

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監察医が書いた 死体の教科書 「8何の原則」が謎を解く

  • 著者名:上野正彦【著】
  • 価格 ¥1,400(本体¥1,273)
  • 朝日新聞出版(2012/08発売)
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  • ISBN:9784022506955

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内容説明

死因特定のミスが相次いでいる。なぜ、そういうことが起きるのか。元東京都監察医務院長で何度も逆転鑑定も行っている名監察医が、1・いつ(時間)、2・どこで(場所)、3誰が(犯人)、4・誰と(共犯)、5・何ゆえ(動機)、6・誰に対して(被害者)、7・いかにして(殺害方法)、8・いかにした(結果)など、実際の2万体の検死のときに用いた8何の原則を初めて明かした、死体のすべてがわかる一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

めぐ

54
著者は元東京都監察医務院長。病死以外の変死は全て警察に届ける義務があり検視や検死が行われるので、死亡者に対する監察医の絶対数が少ないのではないかと思う。生きている患者に対する医療行為は病状に対して処置をするのに対して、法医学は遺体の所見から逆にさかのぼって生存時から死に至るまでを推測する。死人に口無しと言うが遺体は雄弁だ。遺体に残された所見が無いものは無い(見落としは除いて)、有るものは有るのだ。絞殺死体を首吊りに偽装するなどは浅はかだ。殺すのは誰でも良かったと言う無差別事件の増加を著者は危惧している。2018/01/07

gtn

21
看護師吉田純子他による連続保険金殺人事件が紹介されている。仲間の夫に睡眠導入剤を服用させた上で、静脈に空気を注射し殺害。バレない。しかも、身体損傷もなく罪悪感も小さい。味を占め、続いて他の仲間の夫には大量の水を血管に注射し殺害。これもバレない。医療従事者は手際がいい。めった刺しにしたり、鈍器で殴りつけたりしない。妻も看護師さんのママ友が多い。妻がママ友に要らぬ相談をせぬよう労わっていきたい。2019/03/29

ばっか殿すん

21
『「死人に口なし」と言われるように、死者は一言も言葉を発しない。しかし丹念に検死をし、解剖をしていくと、死体は多くを語り出す。』・・・ですって奥さん。生きてない人が語り出すのよ。殺人犯はこの本をお読みなさい。と言いたいわね。あっ、でもそれはそれでまずいかもしれない。2014/10/13

しーふぉ

15
検死とは死者の人権を守ること。それでも殺人事件を自殺や事故死と誤ることがある。2024/02/03

魚京童!

11
実生活か小説の中で人を殺すことを考えたらもっかい読もうと思う。2015/11/03

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