内容説明
「しいのみ学園」創設者
104歳先生からのメッセージ
「サブちゃんの十大習慣健康法」で生活にリズムを、ココロにうるおいを取り戻そう!
長寿社会の日本で、高齢者が健康で生きがいを感じる人生を送るにはどうしたらよいのか。福岡の知的障がい児通園施設・しいのみ学園の創設者で、現役の園長、福岡教育大学名誉教授、韓国大邱大学大学院長など現役で最高齢の教育学者・昇地三郎先生。
104歳のいまも元気で活動し、「高齢者の健康法」などをテーマに年間50回以上の講演をこなし、毎年40日ほどの海外旅行をしている。英語、ドイツ語、韓国語はペラペラで、海外旅行中は、各国の大学で通訳無しで講演をする。
3歳で食中毒にかかって以来虚弱児だった昇地先生を健康にしたのは、母君の「ひとくち30回噛むこと」という躾。これを100年続けているために、今も何でも食べることができて風邪ひとつ引かない。そのほか昇地式棒体操、冷水摩擦などお金がかからず、簡単で長続きができる高齢者の生きがいや健康づくりの方法が語られている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トッシー
2
明るく健康に長生きする法。それは脳を鍛え、そして『ひとくち30噛み』の実践。作者は104歳の今”青春真っ盛り”。95歳から青春が始まり99歳までは助走。100歳になってからが人生の本番、だと。『長生きすれば必ず良いことがある』。苦難の先には必ず良いことが待っている。老いを愉しもう。苦労も楽しみの一つにしてしまおう。 この本で一番考えさせられたのは、『私の1日は1年365日、こうして爽快感とやる気に充ち満ちて始まるのです』とのことば。これが全力で人生を全うする源だと思う。思い込みでもいいから実践だ!!2012/02/26