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内容説明
「よろしくお願いします」「お疲れ様」「どうも」etc.は、なぜこれほど濫用されるのか? 身の回りで見られる妙に気になる日本語たち。そこには意識的/無意識的を問わず、必ず何らかの戦略が込められている! 日本を代表するゲーム理論の研究者が、人々がコトバに込めた秘密を経済学的に読み解く知的エッセイ!
目次
よろしくお願いします
第1章 日常コトバ編(お疲れさま とんでもありません ほか)
第2章 マニュアル系コトバ編(「…のほう」―あいまいコトバの氾濫 「見れる・食べれる」―ら抜き言葉 ほか)
第3章 新型・若者型コトバ編(やばい まぎわらしい ほか)
第4章 経済コトバ編(一物一価の法則 博奕理論 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
121
いくつか積読本を整理しようとゲーム理論に関する本を読み直しています(読んでないのもあるので)。これは本の副題が売らんかなあという感じであまり印象はよくありません。ゲームの理論はあまり出てこずに、この内容ですと新書でいいはずなのに、ダイヤモンド社もあこぎな商売をするなあという気がします。そこらへんを割り引けばまあ面白い観点からの言葉の使い方のエッセイで比較的内容はまともだと感じました。この著者の2冊の中公新書のほうが内容的にはレベルが上だと感じています。2017/01/11
\しおり/
4
私も、なんでも「よろしくお願いします」で済ませてしまっている。挨拶や定型文は戦略的効果を持つとのこと。日本語の根底には「対象をぼかしたい」という深層心理がある。でも全体的に日本語の本というよりも、経済学の本だと感じた。2015/05/09
偉大なる兄弟
2
この本には、前提条件であるゲーム理論の説明がされていない。著者独自の論理だけで「コトバ」の駆け引きが説明されており、やや独善的で自己満足の悪書2015/11/09
たぬき
2
ゲーム理論をやっている人の本2012/12/12
のの
1
普段話していておかしさを感じながら合わせている。 仕方ないと割り切れていないから疲れる。2012/12/21