文春文庫<br> 経産省の山田課長補佐、ただいま育休中

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文春文庫
経産省の山田課長補佐、ただいま育休中

  • 著者名:山田正人
  • 価格 ¥641(本体¥583)
  • 文藝春秋(2012/05発売)
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  • ISBN:9784167773427
  • NDC分類:599

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内容説明

「仕事は無制限、無定量」がモットーだった通産省の山田正人課長補佐。夫婦ともにキャリア官僚の山田家に、3番目の子供が誕生! この機会に、パパは1年間の育休を取ることを決心。同僚の反応、出世の問題、母乳をめぐる争いや上の子たち(男女の双子!)の保育園のママ友達との付き合いなど、育休パパには戸惑う事ばかり。帰宅が遅い妻にいらだったり、救急車の世話になったり、過労と孤独からプチうつを体験したり…体当たりの1年をつづるイラスト満載、育児エッセイ!

目次

1 こうしてパパは、育休を取った(育休を決めたいきさつ;育休決断後の変化 ほか)
2 「無理しない育児」がモットーです(ノロウイルスの来襲;ウンチ、その傾向と対策 ほか)
3 心配と苦労と、楽しさと(育児パパは門前払い?;年度の区切りに考える ほか)
4 子どもと親とが育つのだ(育休延長?;雨の日の達成感 ほか)
5 育休最後の日に考える(復帰間近に;どこの保育園にするのか ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

宇宙猫

18
★★★ 表紙から面白ろおかしく書いてあるかと思ったら、普通の体験談だった。2016/01/30

丸々ころりん

9
霞ヶ関キャリア官僚が第三子誕生で一年間の育休習得体験談。この本が書かれて約20年が過ぎているがその頃と状況はそう変わらない。子育は母親がする,父親が同じことすれば〝イクメン〟ともてはやされる。仕事復帰•出世を考え育休を取らなければ得られなかった仕事とは違う充実感。国の子育てに対するお金の使い方の提言あり。 若い世代でも家事全般は女がするものというワンオペ•長時間労働の解消がなければ少子化じゃ難しい。 2022/10/13

小鈴

8
キャリア官僚初の育休をとった著者の体験記。子育てを通して育児への認識が変わっていくところだけでなく、出世など職場への不安や女性だらけの保育園などの世界への戸惑いなど男性の気持ちがよく分かるのがよいところかも。私としては、男性でも腱鞘炎になるのか!とビックリしました。まぁ、公務員だから取れるんだよ、というツッコミも入るとは思うけどね(笑)。2013/04/21

MOCCO

7
★★★★★★★★:(勢い余って星つけすぎる^^;)とにかく面白い!育児って男性目線でみたら、こんなんかって^o^ ぜひパパに読ませてあげて欲しい本。長男2歳の時、我が旦那は時間短縮勤務をとり、保育園の送り迎えをしてくれて本当に大助かりだったが、たかが半年強の短縮勤務をとるだけでも“旦那”が、となると、上層から圧力がかかったりしたようである。それを知っているから、10年近くも前に、しかもエリート公務員さんが1年間の育児休暇となれば、周囲の圧力は本で書かれている以上に大変だったと思う。が、そんな事情は殆ど感じ2013/06/30

水の都

4
我生活圏内に、ベビーが登場。父親の育児への関わり、母親の仕事復帰、仕事と育児の両立。2005年12月の著者の状況と比べて、2020年現在、何か緩和されたことがあるんだろうか…。仕事も子育ても不安なくできる社会の仕組みは、これこそ人の力で直ぐにでもなんとかなるものだと思うが。やはり政治家になるしかないか…。2020/03/31

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