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内容説明
供給が過剰となり、従来的な手法だけでは容易にモノが売れない時代を迎えている。企業にとっては生活者や顧客との関係をいかにデザインするかが喫緊の課題となっている。市場に向けて、どのような戦略を練るかというマーケティング・マネジメントの見直しが必要だ。これからのマーケティング像を描いた、実践的入門書。
目次
マーケティング・マネジメントを求めて
第1部 市場志向の戦略づくり
第2部 戦略志向の組織体制づくり
第3部 顧客との接点のマネジメント
第4部 組織の情報リテラシーを確立する
コマーシャル・イノベーションに向かって
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒロミ
44
【お仕事本】有名企業を例に挙げたマーケティング入門本。専門用語も多く理解するのに最初は時間がかかったが、有名企業はどこも当たり前のように企業努力をしているのだと今更ながら感嘆した。勉強になりました。2016/05/19
トンちゃん
25
買ってから3・4年、読み始めてから2年もかけてようやく読了。あれ、最初の方何書いてあったっけ?(笑) 半分以上忘れてますが、マーケティングとは何かを大企業をメインに事例ベースで解説してくれます。 難しい用語もわかりやすく説明してくれていて雑学本として読むのもありだと思いました。また、マーケティングの入門書という位置づけで本書を読んでも勉強になります。マーケティングを重視した会社と軽視した会社の末路は興味深く、今後はより一層マーケティングが重要になっていくのでしょうね。2019/12/06
はるわか
16
創造的適応。【市場志向の戦略づくり】①STP:市場細分化、ターゲット設定、ポジション獲得。②顧客関係の深化(ドリルでなく穴がほしい)。③事業の再定義。【戦略志向の組織体制づくり】コーポレートブランド。製品分野別。ポジショニングを通じてブランドエクイティを確立。ブランドの拡張。市場カテゴリとブランドの絆を作る。【顧客との接点】マネジメント対象:①ブランドコミュニケーション、②ブランドエクイティ、③営業プロセス、④チャネル。【組織の情報リテラシーの確立】市場調査情報、営業情報、お客様問合せ情報を使いこなす。2018/10/22
Kent Kaseda
9
まず、市場志向の戦略をつくる。戦略づくりでは、顧客層を細分化(Segmentation)し、狙いとする層を定め(Targeting)、その顧客層にとって価値あるサービスを提供し、業界内で他と差別化された地位を獲得する(Positioning)ことを目指す。続いて、その戦略に合わせ、組織やオペレーションを組み立てる。成長を図る上では、状況に応じて、ポジショニング志向か、ブランド拡張か、という選択肢を選ぶ必要がある。2017/02/19
piro
9
マーケティングについてわかりやすく学べました。生活者からの情報を収集、蓄積、分析、共有して、本人が潜在的に求めているものを提案することが大切❗️2014/08/15